イケガミコフ『21世紀の生存戦略』

新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ。なるべく毎日更新。読者の皆さんと一緒に21世紀を生き抜く力をつけていくのが目的です。左脳的切り口で右脳的題材でも取扱うことを特徴として、世の中の出来事から、その裏にある時代性を読み解いていければと思います。その上で、時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践したい。なかでも、個人が個性を発揮して生きることをメインテーマに据えたいと考えています。

自分の哲学・思想メモ

1. 目的
 
 
自分のために,誰かのために生きよ.
自分のためだけに生きることは,結局自分のためにならない.
自分という存在は,自分によっては保証されないからである.
 
 
 
2. セカイとは
 
セカイの中に自分がいるのではない.
自分の中にセカイがあるのだ.
 
自分も,大切な誰かも,セカイの一部である.
自分のために,誰かのために生きることで,セカイは救われる
 
 
 
3. 神とは 
 
神とは,普遍的なセカイの法則である.
セカイを救うためには,神の意志に従うことだ..
神は全知全能だからだ.
 
神の意志に従うとは,自分らしく生きることである.
なぜなら,全知全能の神があなたをそう設計したのだから.
 
 
 
4. 運命とは
 
全ての事象には理由がある.
神の意志に従って行動している限り,あなたの身に起こることは全て神の意志に従っている.
 
それが例えどんな艱難辛苦 であろうとも,あなたの運命に必要だから起こる.
そして最後には,全て辻褄が合う .
なぜなら,全知全能の神がそう設計したのだから.
 
 
 
5. 存在とは
 
存在は,必要から生まれる.
 
あなたの存在を大きくすることは,
強く見せることでも声を張り上げることでもなく,
セカイの中であなたの必要性を高めることだ.
 
必要性を高めるには,自分らしく生きることである.
なぜなら,全知全能の神がそう設計したのだから.

 

みんなの“ハレハレユカイ”の場

※前回に引き続き,地下アイドルについて
 
<2. 消費者参加型サービスが満たすニーズ>

こうしたステージは,ステージ上の女の子にとっては,
ハレとケで言うところのハレの場である
 
終わらない日常(つまりハレとケのケ)が心を蝕む現代社会においては,
国民的なスターのような大きな夢はさておき,
もっと必要に迫られて,ハードルの低い活動としての
「地下アイドル」志望者が増えているように感じる

僕らの学生の頃,
(それが例え文化祭の後夜祭であったとしても,)
ステージに立つことは一部の人気者の特権であった
 
それが今は,フツーの女の子が,
ディアステージのような場所で働いたり,
友達と共同でダイニングバーのステージを借し切ったり,
ニコニコ生放送をしたりして,もう少し手軽に「アイドル」を楽しんでいる
 
ステージの上の彼女達は本当に爽快そうである


 
一方で,実は今回も注目したいのは観客席の方である
観客席が統一的な振り(ヲタ芸)で
熱狂的な盛り上がりを見せることについては既に書いた通りで
 
「ミックス」と言われる猛々しい掛け声も相まって,
はじめは宗教的な不気味さすら感じる

「この人たちは,洗脳されているのでは」
「ちゃんとした日常を送ってるのだろうか」
など余計な心配すらしてしまう
 
でも,見ているこちら側もすぐにすがすがしい気分になるのは,
彼らの笑顔があまりに爽快そのものだからだ

こんなにイマを満喫している人を見ることは
ココ以外にないだろう,とさえ思える

ステージがアイドルとファンの合作であることは前回述べた通りだが,
観客席の彼らにとっても,このステージはハレの場なのだろうか
 
YESと感じさせるのは,観客として共にステージをつくる
彼らの秩序と自由のバランスの巧みさからだろう

彼らの打つヲタ芸の統一感は確かに宗教的な秩序を感じさせるが,
その中には絶妙なバランスで「遊び」も含まれているのだ
 
例えば,コーラスの合間に「おーれーの誰々」などと入る合いの手,
前の人の肩を持って渦を作るなどその曲だけの特殊な振り,
MCの間での観客の笑いを誘うツッコミやイジリなど

こうした,観客間・演目間での秩序を微妙に崩した自由な場が,
観客とした参加する彼らに「自己表現」の余地を与える

リアルにおいて彼らが個性を謳歌する場が無い
と見るのは穿った見方だとしても,ステージを立つまでの覚悟はなくとも,
その一翼を担うことで存分に自己表現を果たしているかに見える
 

 
消費者参加型のサービスにおいては,
コアカスタマーとの一体感を生み出す秩序は重要な要素であろう

一方で,秩序ある中でも彼らが自己表現できる余地を残す
ことがポイントとなるようだ

みんなでつくる地下アイドル

今や日本を代表するアイドルとなったAKB48のルーツが
秋葉原の劇場公演にあることは有名だ
 
実は秋葉原には,AKBよりももっとずっと小さな規模で
ライブを行っている「地下アイドル」がたくさん存在している
 
地下アイドルに会える場所として最も有名なのは,
メディアで紹介されることも多い「ディアステージ」
 
訪れる度に多くの発見があるので,
一部をここにまとめておきたい
(といいながら,複数回にわたってしまいそうである)


 
<1. 高いロイヤリティを生み出す消費者参加型サービス>
 
最初は観客席の異様な盛り上がりに驚くことだろう
(もしかしたら,ちょっと引いてしまうかもしれない)
 
しかしすぐに,一見,ステージを置き去りにして
独りよがりに盛り上がっているようにも思える観客と,
ステージの間の強い連帯感に気づくはず

事前に闇練を繰り返したのでは,
とさえ思える観客の振り(いわゆるヲタ芸)の統一美から,
観客席の連帯感は容易に感じられる

しかし,それだけではない.

MCの際の観客とステージの掛け合い,
曲の中でのアイコンタクトなどから,
ステージと観客の一体感も半端ではない

まるで,我々のような「一見さん」からすると,
観客もステージの一部,パフォーマンスの一部であるようだ

ライブがアイドルとファンの合作であると言ってもよい

ほんの一例だが,

MC中に「笑っていいとも!」などで見られる拍手の制御(で伝わりますかね・・・?)
を観客が求めていつまでも拍手をやめず,
ステージ上のアイドルがそれを感じとってやって見せる,などの場面があった.
例えばこのあたりの以心伝心が何とも心温まるのだ
 
こうした生産者と消費者のコラボレーションは,
コアカスタマーのロイヤリティを驚異的に高いものにしており,
一般のマーケティングにおいても大いに参考にすべき点では
 
実際に,地下アイドルに限らず,メイド喫茶においても
「この子は本当はできる子なんだ.今日は勘弁してやってくれ」というように,
常連の客から女の子や店の「フォロー」をされることがある

また,たまたま知人を案内した日が,
ひとりの地下アイドルの「生誕祭」であったことがあったが,
コアなファンが我々「一見さん」にもサイリウム(ペンライトのようなもの)を配り,
ライブを盛り上げるために点灯のタイミングなど細かく指示してくれたこともあった 

彼らにとっては,アイドルと一緒につくる「俺らのステージ」でもあるのだろう

こうした「身内意識」の高い理想的なコアカスタマーが,
特にネット上で強力なインフルエンサーとなって,「彼らの」ブランドを支えている

 

学生「カッコ悪い就活はしない」

就活生とちょくちょく話すが
そのなかでの「あるある」ネタ

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学生「夢は発展途上国の子どもたちを救うこと」

社会人「立派だね,素晴らしい」

学生「まずは大企業で基礎を学びたい」

社会人「堅実だね,素晴らしい(なんの基礎?)」  

学生「でもカッコ悪い就活はしたくない」

社会人「素直だね,素晴らしい(カッコって何?)」    

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この大義と実存のねじれ具合が
時代性をみごとに反映している

もしドラッカーが高校の理事長だったら


社会に出る前に学んでおきたかっこと
学んでおいてよかったことってありますよね 

もしドラッカーが高校の理事長だったら
こんな時間割にしてくれるんじゃないか
という妄想をしてみた 

じぶんがドラッカー先生のおしえを
どれだけわかっているかあやしいけど
コンサルを出てマネジメントをしている
いち社会人の意見としてよんでみてください

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1限目> 哲学
-------------------- 
 ・自分の哲学を持ってもらう前段階として
 ・考え方の軸をいくつか知ってもらう
 ・論点を知るため
 ・論理的思考力を身につけるため
 ・特に,帰納的思考力を身につけるため
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2限目>近代日本史
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 ・明治維新以降の日本史を学ぶ
 ・アイデンティティの一部として
 ・モチベーションのドライバとして
 ・海外の人とのコミュニケーション上,最低限必要
 ・公に向いた生き方を知ってもらうため
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3限目>情報
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 ・インターネット等を活用した情報収集の方法を学ぶ
 ・知識を学ばないことの代替として
 ・意思決定の前提となる情報を,正しく速く収集できるようになるため
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4限目>論理
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 ・論理学,ロジカルシンキング,クリティカルシンキング
 ・論理的思考力を身につけるため
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5限目>数学
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 ・証明と演算
 ・数の感覚を身につけるため
 ・論理的思考力を身につけるため
 ・特に,演繹的思考力を身につけるため
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6限目>科学
-------------------- 
 ・物理・化学・生物ほか,法則からでなく,事象から学ぶ
 ・論理的思考力を身につけるため
 ・特に,帰納的思考力を身につけるため
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7限目>日本語
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 ・古文ではなく,現代日本語の文法を学ぶ
 ・論理的思考力を身につけるため
 ・特に,演繹的思考力を身につけるため
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8限目>創作
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 ・作品でもメディアでも良いので,何かを通じて自己表現を行う
 ・発信する力を身につけるため
 ・自分らしさ知り,磨いていくため
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9限目>マネジメント
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 ・資源配分のあり方,PDCAサイクルなど経営の基礎を学ぶ
 ・将来どんな職業に就いたとしても,「プロ」として働けるようにするため
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10限目>文化祭
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 ・「経営」の授業で学んだことを実際に試行する
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5月17日にビジネス書発売!
自己紹介
ユーゴスラビア生まれ。理工学部を卒業後、A.T.カーニーに入社。様々な業界のコンサルティングを手がけた後、エブリスタ立上げに携わり、同社代表取締役社長に就任。15年3月末に退任し、現在はメディア企業のデジタル戦略コンサルを手がける。グロービス経営大学院「ネットビジネス戦略」講師。
このブログについて
▼新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ▼なるべく毎日更新▼読者の皆さんとご一緒に、私自身も「21世紀を生き抜く力を」つけていくのが目的です▼「左脳的切り口で右脳的題材も取扱う」ことを特徴に、世の中の出来事からその裏にある「時代性」を読み解いていければと思います▼その上で時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践していきます▼なかでも「個人が個性を発揮して生きる」ことを中心テーマに据えたいと考えています。
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