イケガミコフ『21世紀の生存戦略』

新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ。なるべく毎日更新。読者の皆さんと一緒に21世紀を生き抜く力をつけていくのが目的です。左脳的切り口で右脳的題材でも取扱うことを特徴として、世の中の出来事から、その裏にある時代性を読み解いていければと思います。その上で、時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践したい。なかでも、個人が個性を発揮して生きることをメインテーマに据えたいと考えています。

2011年11月

セカイ征服宣言

この世界がむかしのように
一つの見方に支配されることなく
 
ひとそれぞれの見方に支配される
ようになってきた今
 
こうは考えられないだろうか

 
ぼくらはセカイを征服した,と


 
(それはぼくら個々人のセカイであって
客観的な世界とはちがうのだけど)
 
セカイを幸せにえがくのも
不幸にえがくのも,ぼくら次第である
 
セカイの幸せのためにひとりひとりに
何ができるかというのもあるけれど
 
ひとりひとりがどう感じるか
もたいせつになってきている
 
見えているものそのものは
昔からたいして変化しない
 
変わるのはそれを見るぼくらのほうだ

憲法のススメ

ぼくらがセカイを征服したはずのいま 
 
セカイすなわちぼくたちのものの見方は
何によって支配されているかと考えると
 
ほんらいはぼくらの内うちから湧きおこる
じぶんらしさであるはずなんだけど
 
じっさいにじぶんをつよくもてているか
は人それぞれで
 
ぼくだって
せっかくあたえられたじぶんのセカイを
他人任せにしてしまうことがあるし
 
すごいむかつくやつに
きもちわるい色に
ぬりたくられることだってある
 
それでも、
だれかにおしつけられたセカイを
うのみにしちゃいけない
 
まわりがじぶんに期待する役割を
演じることはあっても
それはいっときのこと
 
のきさきを貸すことがあっても
母屋をとられちゃだめだ
 
手段と目的は別だ

ぼくらはかつて戦争に負けて

たくさんの命だけでなく
憲法という基本原理も
失ったかもしれないけれど

国や民族が主役の時代がおわって
ぼくらがセカイを支配する時代になって
 
たたかってでも守るべき行動原理
すなわちじぶんの憲法は
もてているだろうか?

コンサルと哲学者の意外な共通点

コンサルの方,是非,哲学に触れてみて下さい

コンサルに興味がある方も,哲学は実は同様の思考のトレーニングになります

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1.「なんで?なんで?」てうるさい

現象から本質を導く帰納法

哲学者「なぜこの生物は誰が見ても猫だと思うのか」
コンサル「なぜA社は成功して,B社は失敗したのか」

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2.「それで?それで?」てオチ欲しがる

本質から現象を説く演繹法,仮説思考
※但し,オチは哲学者の方がより理論重視,コンサルの方が実益重視

哲学者「皆が猫のイデアを想起するするとしたら,イデア界が存在するのでは」
コンサル「A社とB社の違いを考えると,チャネル営業の体制が成功要件なのでは」

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3.「そもそも」て言ってくる

ゼロベース思考

哲学者「そもそも,この猫って本当に存在しているの?」 
コンサル「そもそも,この事業やる必要あるんでしたっけ」

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4.「うそつけ」て疑ってくる

ファクトベース・客観性重視

哲学者「私にとっての『猫』と,他者にとっての『猫』の定義が同じとは限らない」
コンサル「1週間に何回くらい発生しますか?」

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ともに,本質と現象の間を行き来する使者

コンサルの場合は,
より現実的な成果に結び付けることが求められるため,
理論ばかりコネているわけにいかない

そのため,あなたがコンサルなら哲学者の功績を覗くと,
より理論よりの部分で面白い発見があるかも

普段の思考法が同じなので,理解しやすい
 

con_phi

今年の個人的な重大ニュース(候補)

1. 東日本大震災で多数の殉職者
 
公のために生きることの尊さを改めて思い知りました.
いただいたバトンは,皆でしっかりと未来へ繋ぎます.
 
 
 
2.  京大「知恵袋」カンニング事件
 
「ネットで代替可能なエリート」育成システムに閉口.
今に日本そのものがカンニング可能になるのでは?
(その時も警察に被害届を出すのだろうか)

 
 
3. めざましテレビ「ニーソ渋谷で流行」と特集
 
アキバの渋谷進出.カウンターカルチャーが,文化に.
流行は「企業がしかける」のではなく「個人から沸き起こる」時代に.

自由ほど不自由なことはない

さて, とうとうぼくが自己満を爆発させる日が来た

つくづく
この時代にこの国に生まれて良かったと思う
Suicaをチャージしている時も
ヨーグルトを食べている時も
そう思う

もう少し前に生まれてたら
会社のためにモーレツに生きて
会社のために死ぬところだった

もっと前に生まれてたら
国のために必死で生きて
国のために死ぬところだった

かなり前に生まれてたら
主君のために一家のために生きて
何かあればすぐに腹を切るところだった

今は自分のために生きて
自分のために死ぬことができる

自由だ
(オタ「うおおおおおおおおおおおお」) 

これほど生きていてつらいことはない

けど
この自由な時代に
死ぬほど自由が苦手なこの国に生まれたからこそ
やらなきゃいけないことがある

かつてサルトルが指摘したような
「実存が本質に先立」ってしまうという
人類 が抱える本質的な課題を
最先端・最難関で克服するチャンスがある!

そりゃ,鉛筆に生まれていれば
文字を書くための人生(? )が生まれながらに決まっていて,
楽だったかもしれませんが,

そんなの自分が生きたことにならないよ!

ということでがんばろう

 
5月17日にビジネス書発売!
自己紹介
ユーゴスラビア生まれ。理工学部を卒業後、A.T.カーニーに入社。様々な業界のコンサルティングを手がけた後、エブリスタ立上げに携わり、同社代表取締役社長に就任。15年3月末に退任し、現在はメディア企業のデジタル戦略コンサルを手がける。グロービス経営大学院「ネットビジネス戦略」講師。
このブログについて
▼新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ▼なるべく毎日更新▼読者の皆さんとご一緒に、私自身も「21世紀を生き抜く力を」つけていくのが目的です▼「左脳的切り口で右脳的題材も取扱う」ことを特徴に、世の中の出来事からその裏にある「時代性」を読み解いていければと思います▼その上で時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践していきます▼なかでも「個人が個性を発揮して生きる」ことを中心テーマに据えたいと考えています。
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