イケガミコフ『21世紀の生存戦略』

新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ。なるべく毎日更新。読者の皆さんと一緒に21世紀を生き抜く力をつけていくのが目的です。左脳的切り口で右脳的題材でも取扱うことを特徴として、世の中の出来事から、その裏にある時代性を読み解いていければと思います。その上で、時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践したい。なかでも、個人が個性を発揮して生きることをメインテーマに据えたいと考えています。

2011年12月

じぶんにとっての2011年の意味

さてはやいもので
まもなく2011年も終わりを迎えようとしていて
 
◆ ◆ ◆
 
よのなかの流れとしては 
2次元発の3次元に
大きな可能性を感じているのだけれど
 
ぼくの一年もまた
(2次元てきな)理想と理論のセカイを出て
(3次元てきな)現実と確率に向き合った一年だった
 
とても充実していたと
こころから思えるのは
 
コンサルでつちかわれた
ゴールをみさだめる力が
 
それだけでは
無人島のジャングルでは
いかに無力かを思い知り
 
じっさいにゴールに向かって
しっかりとじぶんの足でかけぬけるためには
 
確かな思考だけでなく
「強い精神」「広い感覚と速い反応」が必要だってことを
 痛感できたからで
 
◆ ◆ ◆

「強い精神」 については 
頭ではわかっていたけど
やっぱり実際はそんなになまやさしくなくて
 
じぶんで決めるのは怖い
攻撃されるのは怖い
 
相談できないのは怖い
怒られないのは怖い
 
心の底からじっかんできて
 
じぶんにその覚悟はあるか
じぶんにその覚悟はあるか
じぶんにその覚悟はあるのか
 
でもやっぱりじぶんがやらなきゃ
じぶんにしかできない
そう思えるようになって
 
場数によって強くなってく部分もあるけれど
ふだんのこころがけによるところもあって
 
状況や前提が変わったとしても
確かなものを意識することで
 
それ以外のほとんどが全部ふきとんだとしても
何とかするんだって思えて
 
◆ ◆ ◆
確かな思考は頭
強い精神は心のはなしだとすると
 
「広い感覚と速い反応」は
神経のはなしなのかもしれないけれど
 
幅広く考えをめぐらせて
(気をきかせることに近いのかもしれない)
とっさに正しい判断を下すことを
トレーニングできた一年で
 
地震や原発危機のときにも特にそうかんじたので
これはじぶんに限らないのかもしれないけど
 
いっしゅんの判断が生死をわけるということ
 
それは有事の際に限らず実はいつもそうで
 
深さだけでなく広さと速さが大事なのは
複雑化している世界からの
当然の要請とも言えて
 
こうあるべき(決定論てきな)という考えにたいして
こうしてみようを100回ぶつけたほうが
結果として
あるべきこたえに近くなるという
 
まさに今を生きるために必須の力だから
 
◆ ◆ ◆
 
具体的なことはここには書けないけど
ぼくの一年はだいたいそんな感じで
 
こうしたチャレンジは
たぶん来年もつづくのだろうけど
 
2次元発の3次元というその方向性は
この世界の潮流の縮図のようなものだから
 
温かなひとたちにかこまれて
その最前線で戦えることに感謝して
 
変わらぬ必勝の信念で
来年を迎える

アキバ視点で見るエビス

恵比寿に移ってから1ヶ月とちょっとが経つ
 
◇ ◇ ◇
 
いまガーデンプレイスの空の下で 
これをかいているのだけど
 
エビスはほんとうにリア充の宝庫で
 
クリスマスだったこともあって
本当に多くのカップルも見たし
大人数のグループでわいわいやっている若者も多くて
 
もともと目黒らへんには小さいころからなじみがあるから
別にそんなに違和感は無いはずなんだけど
 
アキバから引っ越してくると
3次元に生きる彼リア充たちの生活は興味深くて
 
◇ ◇ ◇
 
アキバ視点からは
 
仲のよさそうな微笑ましいカップルは
いっけんすると消費的に見えて
 
ふたりで何かを生み出そうというよりは 
お互い楽しいじかんを過ごして
その瞬間を楽しんでいて
(それは決して悪いことではないのだけど)
 
ラーメン好きな人が毎日ラーメンを食べるのと
変わらない行為のように見えるのだけど
 
(そういうことを言うと
良い人にめぐりあえていないんだねと
きまって憐れむように言われるのだけれど
それは本来は確実にじぶんの問題のはずなので
だいぶ気を使ってもらっているのかもしれない)
 
◇ ◇ ◇
 
でもじっさいにはそうした「ラーメンの食べ歩き」は
たぶんカロリー以上のものを生み出していて

リア充がカレシやカノジョとじかんを過ごすとき
相手にじぶんの内面をよく知ってもらうことで
じぶんらしさを保証するものが
じぶんの外にあることで安心できて
 
じぶんのセカイの中で相手の占める割合がおおきくなって 
その相手から必要とされていることで
セカイから必要とされていると実感(または錯覚か)することができてるはずで
 
つまりいっけん消費的にみえる彼らの行為も
彼らの日ごろの生産的活動(何かしてるはず)
を支える自意識の保守(メンテ)をしていて
 
よくリア充が恋愛がエネルギーになるとかって言っているのも
そういうことのはずで
 
◇ ◇ ◇
 
いっぽうで(ぼくら?)アキバチームは
おんなじような役割を2次元とか2.5次元の領域にもとめていて
 
もともと2次元は
完成された理想形の物語(イデアてきな)の中から
じぶんらしさをえらぶことができたから
 
さらに最近はネットとかリアル連動で双方向性が増すこことで
(2.5次元化がすすんだので)
 
ちょっとの理想のうすまりとひきかえに
じぶんらしさを保証してもらったり
必要とされたりすることが可能になっていて
 
◇ ◇ ◇
 
でもこのこと
つまりアキバがバーチャル(2次元)に
リアル(3次元)の複雑性を照射することで
じぶんたちの人生の物語をレバレッジしていることは
 
けっきょくは2極間のバランスがだいじ
というつまらない結論には到達しない気がしていて
 
あくまで2次元で語られる目的を主なものとして
それを実現する手段として
3次元を活用しているところに
なんだか新しい可能性を感じるし(アウフヘーベンてきなしんか)

最終的にはそのニュータイプなひとたちが
エビスのリア充たちにも充実感を得られるような気がするのだけど
 
結局ベースとしておいている2次元は質量をもたないから
 物理的な限界は厳然とそこにあって
 (たとえば子供は脳内ではつくれなかったり)
 
何というか
 
惜しい感じで
 
◇ ◇ ◇
 
アキバから出てエビスをみつめることで
 その最後のピース(ラストワンマイルてきな)をうめる手がかりをつかめる
 気がしているのだけど
 
そんなことをかんがえていたら

ちょうどガーデンプレイスではなんと
 ロブションの前でポーズをとる女の子を
 大きいお兄さんたちが一眼レフで撮影をはじめたので
 (しかもプライベートな撮影会のようです)
 
エビスとアキバさえも
 もはや勝手にまじってしまうカオスが
 きっとまたぼくの考えをずっと先回りして
 何かの答えをみつけてしまうんだろうなと思って
 
ごはんでも食べることにする

前向きノスタルジア


今日は教え子の同窓会によんでもらった
 
◇ ◇ ◇
 
こちらが答えるまえに次の質問をされる感覚も
だいたい質問してくるくせにえらそうだったり

直球でかえすと少してれたように困られる場合が多かったり
意外とこいつらの直球にはこっちが恥ずかしかったり
 
すべてがなつかしくて
 
◇ ◇ ◇
 
よく自分の目は後ろについていると思うことがあるけれど
でも前向きに後ろについていると思っていて
 
こどものころは
 
それまでがんばってきた過去のじぶんの努力を
裏切らないようにベストをつくそうと思ってがんばってきたし
 
過去のじぶんに会いに行ったときに
恥ずかしくないようにってことを大事にしてきたし
 
(じぶんしか登場しないところが
いかにもB型的で少し恥ずかしいけれど)
 
過去はつねにじぶんを勇気づけてくれてくれていて

恥じないようにとか無駄にしないようにとか
スローガンはちょっと後ろ向きなんだけど
 
(長男だからそうしたプレッシャーが燃料になるように
もともと設計されているのかもしれないけれど)
 
いっけん重くて後ろ向きなことがいつもじぶんを前向きにさせてくれて
 
◇ ◇ ◇
 
今日の場合なんかもそんなかんじで
将来の日本を担うエース(になるかもしれない)である彼らに
 
こいつらが社会に出て脂がのるまえに
すこしでもこの国をよくしておこうとか
(ほんの少しほんの僅かかもしれないけれど)
 
こんなふうな生き方もひとつの参考にはなるなと
少しは思ってもらえるようにとか
(少なくともああはなりたくないとは思われないように)
 
先祖がそれこそいのちをかけてまもってくれたバトンを
じぶんも平和な世の中なりにそれでも命をかける思いで
つないでいくことを意識することで
 
ちょっとは襟を正す思いになったというか
(たぶん半分はじぶんのためだと
あいつらにもばれているだろうけど)
 
なんのためにじぶんが働いてというか生きているか
生かしていただいているかを
あらためてありがたく感じて前向きになって
 
◇ ◇ ◇
 
それから
本当に心からこいつらの幸せをねがって
できることはなんでも(なるべくかもしれないけど)してやりたいと思える
じぶんのほっこりしたきもちに少しびっくりもして
 
(大好きな女性に対してさえ
あんまりそういう感情をいだくことは
めったになかったりもするわけで)
 
こんぐらいでゆるしてもらえるかなとおもって
もっていた現金はたりなかったから
けっきょくカードではらったけど
 
ゆくゆくはもうすこしいいもんを
全員にくわしてやりたいとさえ思えるような
(本当に大きなお世話だし勝手な話だけど)
 
そういう存在があってほんとうに幸せだなと
 
◇ ◇ ◇
 
なんだかとってもやるきが出てほっこりして
むかし授業のあいまに時間がない中で食べていた
セブンのあらびきソーセージおにぎりを
(からだに悪いなとおもいつつ)
 
帰り道にたべてまた少しなつかしくなって
 
前向きに後ろを向いて
 
うちに帰った

気がつけばそこは仮面舞踏会

ずいぶん前から,プリクラがすごい.

目が大きくなったり肌が白くなったり
もう誰だかわかんないくらいカワイク撮れている

これはこれで,撮られるほうも大変だ
みんな同じ顔になるから
顔以外のところで個性を出さないといけない

ネット上のバーチャルなコミュニティにも
おなじことは当てはまる
見た目などの物質的な差異は関係なくて、
形質的な差異やそこからくる行動(発言)の差異の
重要性が増している

もちろん,外見は大事だ
じぶんらしい外見を大事にした方が良い
一方で,外見は
ぼくたちのコントロールが及ばないことも多い

そのためだろうか,オトナなコミュニティほど
中身の充実が求められる

バーチャルなコミュニティ で高い満足を得るためにも,
オトナなコミュニティで認められるためにも

誇れる中身の開発は,大事だ
 
もし現実世界でも,みんな同じ顔,同じ姿をしていたら,
あなたはあなただと認知されるだろうか


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自己紹介
ユーゴスラビア生まれ。理工学部を卒業後、A.T.カーニーに入社。様々な業界のコンサルティングを手がけた後、エブリスタ立上げに携わり、同社代表取締役社長に就任。15年3月末に退任し、現在はメディア企業のデジタル戦略コンサルを手がける。グロービス経営大学院「ネットビジネス戦略」講師。
このブログについて
▼新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ▼なるべく毎日更新▼読者の皆さんとご一緒に、私自身も「21世紀を生き抜く力を」つけていくのが目的です▼「左脳的切り口で右脳的題材も取扱う」ことを特徴に、世の中の出来事からその裏にある「時代性」を読み解いていければと思います▼その上で時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践していきます▼なかでも「個人が個性を発揮して生きる」ことを中心テーマに据えたいと考えています。
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