イケガミコフ『21世紀の生存戦略』

新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ。なるべく毎日更新。読者の皆さんと一緒に21世紀を生き抜く力をつけていくのが目的です。左脳的切り口で右脳的題材でも取扱うことを特徴として、世の中の出来事から、その裏にある時代性を読み解いていければと思います。その上で、時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践したい。なかでも、個人が個性を発揮して生きることをメインテーマに据えたいと考えています。

2012年01月

面接官「志望動機は?」学生「やりがいのある会社で働きたいから」

「このスポーツカー試乗できますか?」

「失礼ですがおいくつですか?」

「22ですけど」

「すみませんがこちらの車は26歳以上限定でして」

「は?」

「かなりの加速力ですので安全に乗っていただける方
にお買い上げいただきたいのです」

「・・・じゃ,こっちのハイブリッドカーは?」

「お客様,おタバコを吸われるようですけど」

「そうだよ」

「申し訳ありませんが,こちらの車はおタバコを吸われない方
でないとお買い上げいただけません.エコカーですので」

「・・・じゃ,この車でいいよ」

「申し訳ありませんが,こちらの車は
もともとこちらの車が第一希望だったお客様にしか
お売りできません.
本当にこの車の良さをわかっていただいている方に
乗っていただきたいのです」

「・・・もういい,帰る」


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


就活はマッチングの場

お互いにとって,自分(自社)という「商品」を

「お客様」にお買い上げいただけるかどうか

判断してもらう場である


入社後に問題化?ソーカツ浪人になるな!

(今年は例年より遅いとはいえ)
そろそろ就活も本格化してくる頃だろうか

シューカツは内定してしまえば,こっちのもんだ
できるだけいっぱい内定を取って,後から選べば良い

そりゃそうだ
はじめから決め打ちしているひとより
そのほうがずっと賢い

でも
「内定を取ってしまえば,こっちのもの」というのと
「入ってしまえば,こっちのもの」というのは
だいぶ違う 

入った瞬間,じぶんもかなりのリスクをとることになる
「受かったから入っていい」のは,東大までだ.
(そもそもその受験のシステムがまずいという話もあるが
それは今回はさておいて)

 入社後「うつ」になる若手社員が多いのは,
ソーカツが足りないからだと思う

つまりそれまでのじぶんの半生?を振り返り
自分は何ものなのか?何をすべきなのか?
という反省が圧倒的に不足している

もちろん,ソーカツを行ったうえで
それと社会の仕事を結び付けられなかったり,
そもそも社会の仕事の本質がわからなかったりするひとも
いると思うけれど

そもそもソーカツができていないソーカツ浪人が多いと思われる
20代半ばにもなって

母親「あなたはそういうひとだから」
ソーカツ浪人「ちげーし.なにわかったこと言ってんだよ」

とか

ソーカツ浪人 「私の好きなところ10コ言ってみて」
彼氏「顔」

とか

そういうやりとりをしていて
自分のことがほんとうはよくわからず不安だったりして
 
自分がどんな人間かわからないひとは
周りに聞いてみるのもいい

それから過去の行動や感情を
振り返ってみるのもいい

首尾よくシューカツ浪人を免れても
ソーカツ浪人になるのがいちばん不幸

シューカツは絶好の機会
いったんまとめよう

ソーカツ・ネットワーク

総括(そうかつ)

  1. 物事を一つにまとめ、締めくくること。

  2. 左翼団体において、取り組んでいた闘争が一段落したときに、これまでの活動を締めくくるために行う活動報告。闘争の成果や反省点について明らかにする。
     
  3. 2から転じて、「真の革命戦士となるために反省を促す」と称して、連合赤軍が行ったリンチ殺人のこと。→総括 (連合赤軍)
出所:wikipedia
※ここでは連合赤軍の「総括」ではなく,一般的な意味で 「総括」を用います


映画「ソーシャル・ネットワーク」の興業と震災を経て,
フェイスブックやツイッターといったソーシャルメディアは
随分と身近なものになった

これらのツールは様々な側面 を持つが
なかでも「承認欲求を満たすためのもの」という側面は, 
大きいのではないか

要は,何のために繋がるのか,という背景には
自分という人間を「生きていていいんだよ」と受け入れてくれるみんな,
自分という人間は「こういう人間だ」と保証してくれる誰か
が必要であり,

そのメンテナンスのために時間を投資しているか,
または強迫観念に襲われてやむを得ず時間を費やしている
という面は否定できないのではないかと思う


でも折角のこうした新しい武器を防御にばかり使うのは勿体ない


いまの自分を映し出すカガミとして活用し,
PDCAのC(すなわちソーカツ) を行う場として
自己実現に繋げることができれば,

より大きな充実感が得られるのではないか

(それはかつての連合赤軍のように
死ぬまで決して「完遂」はしえない取組みかもしれないし,
使い方を誤ればかえって傷つくこともあるかも知れないが
それでも正しく使いこなす前提で)

ひとつの大きな目標を達成したときに
歓びを感じることができる人にとっては

例えば理想の自分を追求するために
ソーシャル・ネットワークをソーカツに活用することは
決して不幸なこととは思えないのだ



2.5次元っぽい☆ナニカ

たとえばそうだな
女の子はもう少しのところで
「終電に乗る」とかって言って帰るけど
べつに「終電」という電車があるわけじゃない
乗るのは山手線とかだ

おなじように
そのあとぼくらはぼんやりテレビを眺めるけれど
実際にはテレビそのものを見ているわけじゃない
見ているのはそこに映る番組だ

目の前にプラスチックのかたまりがあるけれど
これをみんなマウスとよぶし
マウスのプラスチックをクリックしてください
とは言わない

街で田中を一瞬見かけたときに
見かけたのは田中の頭かもしれないし
顔かもしれないけれど
単に「田中を見た」と言うのが普通だ

街で見かけた犬は犬と呼ぶけれど
友達の家のポチはポチと呼ぶ

こんなふうに
モノっぽいけどモノじゃないものは
イミとよぶこともできるけれど

時間がたっても劣化しにくいし
ネットで遠くに伝達することもできるし
デジタル化することで複製もできる

デジタル化され
ネットの発達した社会において
モノをイミに昇華させることが

(正確にはモノとイミのよさそれぞれを
よくわかったうえで使いわけることが)

大事になってきている気がする

 

生存戦略に必要な「三種の神器」

冒険に行く前に
これだけは持っていきたい


1. カクゴの剣
 
盾は一時の守り,剣は永遠の守り

ほんとうに大切なものは
与えられるものではなく勝ち取るもの
そのために,その他一切を失う覚悟を持て


2. ジブンの勾玉

自己は時空を超えて存在し
その連続性は世界の認識により保証される

万物が流転する中,
自らの深淵に変わらぬ芯を持って
悠久の時を生きよ


 
3. セカイの鏡

世界は自己を映す鏡
自己は世界を映す鏡

世界を知ることで,自意識は保たれる
自分を知ることで,世界は自分のものになる
 
 
5月17日にビジネス書発売!
自己紹介
ユーゴスラビア生まれ。理工学部を卒業後、A.T.カーニーに入社。様々な業界のコンサルティングを手がけた後、エブリスタ立上げに携わり、同社代表取締役社長に就任。15年3月末に退任し、現在はメディア企業のデジタル戦略コンサルを手がける。グロービス経営大学院「ネットビジネス戦略」講師。
このブログについて
▼新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ▼なるべく毎日更新▼読者の皆さんとご一緒に、私自身も「21世紀を生き抜く力を」つけていくのが目的です▼「左脳的切り口で右脳的題材も取扱う」ことを特徴に、世の中の出来事からその裏にある「時代性」を読み解いていければと思います▼その上で時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践していきます▼なかでも「個人が個性を発揮して生きる」ことを中心テーマに据えたいと考えています。
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