イケガミコフ『21世紀の生存戦略』

新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ。なるべく毎日更新。読者の皆さんと一緒に21世紀を生き抜く力をつけていくのが目的です。左脳的切り口で右脳的題材でも取扱うことを特徴として、世の中の出来事から、その裏にある時代性を読み解いていければと思います。その上で、時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践したい。なかでも、個人が個性を発揮して生きることをメインテーマに据えたいと考えています。

2012年12月

面接対策をしている暇があったら面接官向けの本を読むべし!

服装や
お辞儀の仕方について
指導している
大学のキャリアセンター
の話を聞くたび

残念な気持ちになる

そこまで極端でなくても
面接対策本を
読んでいる学生は
多いのではないか
と思う

そりゃフェルミ推定の
練習くらいは
1回位やってみるのが
良いとは思うけれど

それだって
本買ってまで 
やることじゃない

本を買ってまで
やることとして
オススメなのは 

人事担当者や
面接官向けの
本を読むこと!

面接をしていると

「私は相手の立場に立って
考えることができます」

(例えば
サークルやゼミの
副代表の時に
代表とメンバーの
間に入って云々) 

と言う方も多い 

でも、
相手の立場に立って
考えているとしたら

面接官向けの本を
読んでおいて
損は無いですよね 

(反対に面接官は
学生向けの本
を読むと 
良いのかもしれない)


面接官向けの
本を読むと

「私は旅行が好きなので
海外で働くのも
全然問題なくできます」

とか

「これから成長する
分野なので
受験しました」

とか

そういったメッセージが
刺さらない理由が
わかるはず


相手向けの本を読む


就職活動以外でも
役立つアプローチだと
思います

『前田敦子はキリストを超えた』を読んでみた

(恐らくは編集者の狙い通り)
物議を醸したタイトルである同書。

AKBファンの若手論客濱野氏が 
AKBをどう見ているのかに興味が沸いて
遅ればせながら読んでみたので
メモを残す。

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(以下、要約)

・AKBは、資本主義によって「疎外」された人々を
「救済」する、「会いに行ける」近接性を有する

・この近接性は、握手権付きのCDの販売
といった資本主義に徹底的に則る形で、
資本主義を批判するのではなく
「ハックする」形で提供されている

・ファンがメンバーとの「関係性」の獲得・積上げ
を目的として活動する認知資本主義をベースにしつつ、
「偶然性」によってその富を確率的に再配分する
リベラルな挑戦も行われている

・こうした特徴を持つAKBのシステムが
ファンがメンバー を「推す」ことを可能足らしめており、
ファンはメンバーを推すことで、充実感を持って
「誰かのために」生きることができる

・「誰もが依拠できる安定的な世界観」が
失われる中で、このように生きがいを提供している
AKBは宗教的強さを持つ

-------------------- 
(以下、所感)

勉強になる切り口が多く、AKBファン以外にも
時代性を感じとる参考書として一読をおすすめしたい。

AKBというシステム・装置に対する考察には納得。

一方で、「前田敦子はキリストを超えた」かどうか
についてはやはり違和感を覚えるし、
実際、同書の中でも、納得ゆく説明はさほど
行われていないように思われる。

このタイトルは本の売上のためにつけられたものだから、
それほど気にしなくても良いかもしれない。

しかし、もしAKBが一神教ではなく
多神教である点が重要なポイントだとしたら、
やはりこのタイトルは不適切である。

確かに、前田敦子の持つストーリーは、
AKBの強さを代表しているし、象徴的だ。

「私のことは嫌いでも……」発言に代表される
アンチとの関係性、献身的な滅私の精神や、

本人の希望や覚悟とは関係なくセンターに抜擢されて
鍛えられ、フラフラでも立ち続ける使命感は、

確かにファンが「誰かのために」生きるための
「誰か」になるための必要条件だろう。

しかし、こうした物語は実は、彼女ひとりだけが
持っているものでは無い。
前田敦子はあくまで象徴であり、重要なのは
重要なのはAKBが宗教的に支持されているということ、
及び
その要因のひとつはAKBが「多神教」であること
だったように思う。





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自己紹介
ユーゴスラビア生まれ。理工学部を卒業後、A.T.カーニーに入社。様々な業界のコンサルティングを手がけた後、エブリスタ立上げに携わり、同社代表取締役社長に就任。15年3月末に退任し、現在はメディア企業のデジタル戦略コンサルを手がける。グロービス経営大学院「ネットビジネス戦略」講師。
このブログについて
▼新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ▼なるべく毎日更新▼読者の皆さんとご一緒に、私自身も「21世紀を生き抜く力を」つけていくのが目的です▼「左脳的切り口で右脳的題材も取扱う」ことを特徴に、世の中の出来事からその裏にある「時代性」を読み解いていければと思います▼その上で時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践していきます▼なかでも「個人が個性を発揮して生きる」ことを中心テーマに据えたいと考えています。
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