イケガミコフ『21世紀の生存戦略』

新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ。なるべく毎日更新。読者の皆さんと一緒に21世紀を生き抜く力をつけていくのが目的です。左脳的切り口で右脳的題材でも取扱うことを特徴として、世の中の出来事から、その裏にある時代性を読み解いていければと思います。その上で、時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践したい。なかでも、個人が個性を発揮して生きることをメインテーマに据えたいと考えています。

2015年11月

ある日のヤフーニュース日米比較、女子大生vs法王

ある日のヤフーニュース日米比較

ちょっと前ですが、

日米でニュースがどれくらい 
違うのか?と思って、
比べてみたことがありました。

その時のスクショがこちらです。

日本
 2015-11-28-20-27-54

アメリカ
2015-11-28-20-25-09


こんなに違うわけです。

ローマ法王が初の訪米!
という歴史的な瞬間に、

日本のニュースは、
米女子大生4人に1人は性被害
を伝えているんです。

これはもう・・・
もうみなまで言う必要はないでしょう。


☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

メディアが民度を下げているのか?


でも、だからといって私は、

日本のメディアが
日々下らないゴシップばかりを
バラ撒いて、

どんどん国民の知的レベルを
下げていて、

たまにイシキタカイことを
書いていると思ったら

他国のスパイかと見紛うほどの
偏向報道だったり、

自分の文章に酔ってるだけかと
疑いたくなる
無責任な論説だったり、

・・・などと言って
メディア批判をするつもりは
毛頭ございません!



というのも、
仮に万が一、我が国のどこかに
ジャーナリズムとして如何なものか
という報道があったとしても、

メディアの側に大して悪気はない
と思うからです。

単純に、
現状に不満を持つ人が多ければ、
政権批判をした方が売れるんです。

政策の話をするよりも、
スキャンダルを流した方が
数字が取れるんです。


そもそも、わざわざ自分の国を
滅ぼそうとしている
新聞社や放送局が
あるはずもありません。


僕はこれは、
受け手の問題だと思います。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

問題は、受け手にある


戦時中に戦争を賛美したことで
猛反省している新聞社さんが
あるのか無いのか判りませんが、

戦前だって、単純に、
戦争になった方が新聞が売れたんです。

だから当時メディアは
戦争に賛成だったんです。

それを、
「二度と権力の暴走を
許してはいけない!」

などと言っている
ジャーナリストがいるとしたら

暴走しているのは昔も今も
あなたたちですが・・・

と言いたくならなくもないですが、

でも、それすらも、

「暴走」というか、
自然なことですよね。

企業が利益を追求した結果、
売れる新聞をつくった、
というだけのことです。

まあ、ですから、

実に当たり前で
下らないことを書きますが、

これは、
受け手である私たちの問題です。

しかも、政治に関心が無いとか
女子大生に関心がありすぎるとか、

そういう表面的なことではなくて、
情報の扱い方が下手。

入ってくる情報を
自分なりに加工して
自分の考えの肥やしにしたり、

後々の判断材料にするために
整理しておいたり、

ということが、

欧米に比べて、全然足りてない
という気がします。 

つまり、使い道がないから
まともな記事を読みたい人が
どんどん減ってしまうのではないかと。
 
 

読むだけで絶対やめられる脱サラセラピー

私はこの本でタバコをやめました。



私の場合は、足の骨を折った
タイミングでもありましたが、

 私の周りにも「この本で禁煙した」
という人は多く、
禁煙のための本としては
絶大な支持を得ているものと思います。

この本の凄いところは、
タバコに「依存」してしまうことの
バカバカしさに、

一歩引いた目線から
気づかせてくれるところです。

ですから、本来は
禁煙に限りません。

ギャンブル、ダイエット、恋愛・・・?
あらゆる依存に有効な考え方です。

試しに、禁煙に関するワードを
他のものに置き変えてみましょう。

ギャンブルだと普通すぎますし、
恋愛だと私のプライベートにも
支障をきたしそうですので、

「会社」にしてみたいと思います。

別に、
多くの方が「会社に依存している」
とも、
「会社は健康に有害だ」
とも思いませんが、

今年脱サラした身としては、
置き換えた時にどうなるのか、
興味がありますので、

あくまでちょっとした「試みに」、
やってみます。

元の文章は、
amazon.co.jpに掲載されている

概要文と、
「最も参考になったカスタマーレビュー」
からお借りしました。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

実験。

もし
「読むだけで絶対やめられる脱サラセラピー」
という本があったら?

内容(「BOOK」データベースより)
世界15ヵ国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラー!!成功率90%。本書であなたは会社への心理的依存から完全に解放される。

内容(「MARC」データベースより)
精神力はいらない、禁断症状がない、太らない、エリートサラリーマンほど簡単、副業不要、誰でもすぐにやめられる-。すべてのサラリーマンが待ち望んでいた奇跡的脱サラ法を紹介。
 
最も参考になったカスタマーレビュー

551 人中、522人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「出勤したいのを止めさせる」のではなく「出勤する必要がなくなる」アプローチ。
投稿者 justine_davis_freak 投稿日 2008/12/4
 
形式: 新書
「読むだけで絶対やめられる」

この表紙を見ただけで、笑う人が多い。
けれど、本当に辞められた人がたくさんいる。

自分は毎日出勤するエリートサラリーマンだった。
いずれ辞めるときのためにと思って読んだんだけど、読み終えた後、そのまま辞めてしまった。

この本はサラリーマンの悲惨なことを書いているわけでも、
サラリーマンを続けると社畜になることを延々と書いてるわけでもない。

ただ、「そこまでしてサラリーマンを続けたいですか?」と繰り返し問い続けているんだと思う。

土日が充実?人生の暇つぶし?一流企業がカッコ良い?老後の安定?会社で費やす時間なんて惜しくない?不安で苦しみたくない?

毎日会社に出勤していた元・超絶サラリーマン、アレン・カーが
サラリーマンの「言い訳」を優しく語りかけるように消していってくれる。

究極のところ、「会社に勤めていたい」というのは洗脳です。
ある意味で、すべての人の仕事観は洗脳や先入観であり、その人の仕事観が特別たらしめる客観的な事実はなく、
その人の気持ち次第でしかありえないのです。
サラリーマンという仕事観に対する洗脳や先入観を消してくれ、新しい洗脳でプログラミングし直してくれます。

その「洗脳」に身をまかせれば、会社に「あえて」勤めたいなんて気持ちにはならなくなる。

そういった意味で、この本はある意味で完全に「自己啓発本」だし、洗脳の教書と同じ。
その証拠にこの理論の焼き直しで、著者はダイエット本なども出している。
会社を必要としている人を理屈で吸わせなくするのではなく、
そもそも会社を必要じゃない人にしてしまおうというアプローチです。

以下、僕が心から納得してサラリーマンをバカらしくしてくれた言葉のいくつか。

・土日が最高に充実
⇒普通の人は平日も幸せ。
 土日がなければ幸せと感じられないあなたは不幸。

・会社依存の離脱症状は辛くない
⇒会社依存は実は大したことが無い。
 長期休暇中に出勤したいと思ったことがありますか?

・会社はストレスのもと
⇒忙しいときにとった休暇が楽しかったためしはありますか?
 むしろ、会社に行かない不安で余計にストレスのタネを作っているんですよ。

さて、実は僕はこの本で2週間脱サラしたあとに「ちょっと1日だけ」で脱サラに失敗したんです。
けれど、その2週間に体験した会社のニオイの不快さ、息抜きは出来ること、寝起き・肌の調子が良くなったこと、
他人といるときに会社に出勤したくならないこと、という事実は、
会社をやめても人生がつまらないものになったわけではないことを教えてくれました。
そして、それを実感することで、もう一度脱サラに踏み込むことが出来ました。今も僕はノンサラリーマンです。

会社を心から辞める気がしない人は、それが幸せなのだから、この本は必要ないと思います。
僕はいまだに会社のある人生と会社のない人生のどちらが良いかは分かりません。
会社によるコミュニケーションと、会社のある空間における居心地の良さは今でもかけがえがなかったと思う。

ただ、会社をやめたいけどやめられなくて、そんな自分が嫌になっている人、ちょっとでも会社に疑問を感じ始めている人。
そんな人たちは迷いなくこの本を読んでみてください。あなたの世界は間違いなく変わります。
この本を読んで一緒にノンサラリーマンになりましょう。

会社をやめるきっかけになった2週間を与えてくれたこの本と、著者のアレン・カーは本当に素晴らしい。
多くの人を啓発した功績は、例え彼が肺がんで死んでしまったからといっても、この先も決して色あせないものだと思います。



※下記のように置換しました。

タバコ→会社
煙草→会社
ヘビースモーカー→エリートサラリーマン
禁煙→脱サラ
喫煙者→サラリーマン
代用品→副業
吸いたい→出勤したい
吸う→出勤する
止める→辞める
など。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

元のレビューが素晴らしいので、
本当にこんな本がありそうな
気がしてしまいました。

少しトリッキーな方法で
ご紹介させていただきましたが、
本書の威力と汎用性が
伝わりましたでしょうか。

脱サラはともかく、
さまざまな依存からの脱却に、
おすすめしたい一冊です。


※あくまで実験であり、禁煙と会社勤めは関係ありませんし、脱サラを勧めるものではありません。
※少しでも原書の凄さが伝わればと思いますが、Amazonさんまたはレビュアーの方から削除要請があった場合には速やかに対応いたします。
 

シンガポール弾丸出張&客家について

半年ぶりのシンガポール。






意外と遠いので
機内では久々に読書がはかどりました。

客家ってご存じですか?

華僑の中では
マイノリティのようですが、

その経済的影響力の大きさから、
東洋のユダヤ人と評されることも
あるようです。



この本は物語仕立てで面白かったです。

シンガポールの繁栄を築いた
リークアンユーも客家とのこと。

客家は移民系なので
島国の日本人には無い考え方も多く、
新鮮でした。

同じ移民系であるユダヤ人とも
少し比べてみましたが、

共通点もあり、違う点もあり。





日本人の傾向であったり、
世の「生存戦略」の全体像
を知る上では、

国外での交流は欠かせませんね。
1泊でとんぼ返りでしたが、
今回も勉強になりました。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

お知らせ?


☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.






明日から毎日更新を再開します!


休載のお知らせ

<1週間休載します>
 
大言しておいて恥ずかしいのですが、
お仕事が完全に
オーバーフローしておりまして、

お客さまにご迷惑を
おかけするわけにもいかないため、
1週間、お休みをいただきます。。

連休明けから必ず戻ります。

大変不甲斐ない限りですが、
どうかこれに懲りず、
引き続き宜しくお願いいたします。
 
m(_ _)m 


 

車の車庫入れで、後ろを振返って華麗にバックするやつは事故る! 〜「幽体離脱」して神視点で考えよう

「順番にご案内しますので、
こちらのお部屋でお待ち下さい」

整ったルックスの人事部のお姉さんが
僕たちに微笑んでいた。

社会人になったら、
こんな風に自然な笑顔が必要に応じて
作れるようになるのだろうか。

社会で生きていく上では必要なことだとしても
それって、いいことなのだろうか。

そんなことを考えている場合ではなかった。

「失礼します」

先頭の子が面接の部屋へと入っていく。
自分は3番目だった。

考えてきたとおりに話せるだろうか。

これまで、それなりの数の
面接をこなしてきた。

受け応えにも慣れてきて、
第一志望の会社とはいえ今日は
それほど緊張もしていないはずだ。

先週は自己分析を行う
ワークショップにも参加した。

これまで周りの人間に聞いてみて言われた、
「鈴木は人柄がいい」
ということを具体化して考えて、

学生時代のエピソードについても
その根拠となるような形に再構築した。

少なくとも、1次のグループ面接よりは
うまく話せるはずだ。

「ありがとうございました」

先頭の子が出てきた。
自分は2番目になっていた。

*このエピソードはフィクションであり、
実在する人物・地名・団体とは一切関係ありません。 


このエピソードは、
鈴木くんの視点で書かれています。

仮にこれが、面接官の視点だったら、
どんなことがあり得るでしょうか。


(さすがに徹夜明けの面接はコタえる)

田中は襲ってくる睡魔と戦いながら、
徹夜よりも用意された弁当に
迂闊にも手を出してしまったことを
悔いていた。

(昨日の徹夜は身から出た錆だしな。

学生には関係ないことだから、
何とか頑張ろう)

何とかやる気を絞り出す。
目の前では、真面目そうな学生が
一生懸命、
覚えてきたフレーズを暗唱している。

彼らにとっては一生ごとだから、
面接官として一瞬の油断もならない。

「サークルの副代表をしていまして、

リーダーが割と我が道を行くタイプだったので
私がメンバーとの間の潤滑油となりまして」

(それにしても・・・)

一体、いまの大学には、
どれだけ副代表がいるのだろう。

書類選考で副代表しか
通過させてないのではないか、
と思うほどによく聞く話だった。

たまにそうでない話があるとしても、
ビジネスコンテストで優勝した話か、
留学して大変だった話である。

(まあ、自分が学生の頃も、
こんな感じだったのかもな・・・)

「最後に、何か質問はありますか?」

目の前の学生の評価をあらかた固め、
最後に田中が聞く。

「はい!

御社のセミナーに伺った際、
代表の斎藤さんが、

『日本中のすべての人を
クリエイターにする!』

とおっしゃっていて、
それにすごく共感したのですが、

具体的にどうやって
それを実現していこうと
されているのですか?」

「ありがとうございます。

そうですね・・・」

*このエピソードはフィクションであり、
実在する人物・地名・団体とは一切関係ありません。
 

さすがにこんな極端な人間は
いないかもしれませんが、

ありえない話ではないと思います。

このように、物語の主語が変われば、
つまり視点が変われば、

見える景色はガラリと変わります。

小説では、一人称、つまり、
僕とか私とか、俺とかを主語にするもの
の他に、三人称のものがあります。

三人称でも
単視点だったり、多視点だったり、
神視点だったりします。

実際のビジネスや生活の場面においても、
多視点や神視点で考えてみる、
というのは非常に有効です。

今回の事例では、
面接官の視点で考えてみるほか、

面接会場にはいない、
この会社の社長の視点や、
神の視点というのもあるはずです。

神の視点というのは
考えるのは少し難しいですが、

「僕」がその会社に入ることが、
神様(または社会全体、人類全体)
にとってベストかどうか?
ということですね。

車の運転をする人は、
バックで車庫入れするときや
縦列駐車をするとき、

後ろを直接見て運転するよりも、
 
車を真上から見ながら
ラジコンのように車を操作できれば
遥かに楽だと思いますよね。

振り返って華麗にバックするのは
モテ仕草かもしれませんが、
事故るかもしれません。

ひとつの方向に気を取られていると
思わぬところを擦ってしまったり
するものです。

同じように、見ている景色が
「グーグルストリートビュー」だと、
思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。

常にグーグルマップや、
場合によってはグーグルアース
を見るようにした方がいいです。

幽体離脱したつもりで、
もうひとりの自分を見るように、

俯瞰した「神視点」で
自分を見ることを試してみてください!



59
(googleストリートビュー)
※事故の危険あり 

04
(googleマップ)
※事故の危険低

23
(googleアース) 
※事故を事故と思わない??


5月17日にビジネス書発売!
自己紹介
ユーゴスラビア生まれ。理工学部を卒業後、A.T.カーニーに入社。様々な業界のコンサルティングを手がけた後、エブリスタ立上げに携わり、同社代表取締役社長に就任。15年3月末に退任し、現在はメディア企業のデジタル戦略コンサルを手がける。グロービス経営大学院「ネットビジネス戦略」講師。
このブログについて
▼新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ▼なるべく毎日更新▼読者の皆さんとご一緒に、私自身も「21世紀を生き抜く力を」つけていくのが目的です▼「左脳的切り口で右脳的題材も取扱う」ことを特徴に、世の中の出来事からその裏にある「時代性」を読み解いていければと思います▼その上で時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践していきます▼なかでも「個人が個性を発揮して生きる」ことを中心テーマに据えたいと考えています。
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