イケガミコフ『21世紀の生存戦略』

新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ。なるべく毎日更新。読者の皆さんと一緒に21世紀を生き抜く力をつけていくのが目的です。左脳的切り口で右脳的題材でも取扱うことを特徴として、世の中の出来事から、その裏にある時代性を読み解いていければと思います。その上で、時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践したい。なかでも、個人が個性を発揮して生きることをメインテーマに据えたいと考えています。

2016年01月

企業ドラマ(9)巣鴨課長

翌朝、田端は朝一番に出勤する途中、スマホと向き合っていた。

田端M:相手を主人公にした小説……か

田端M:どうせなら、人気のスマホ投稿サイト『エブリスタ』にでも投稿してみるか

田端M:主人公は、あの忌まわしい上野にしよう。くそー。思い出すだけでも腹が立ってきた

田端M:『俺が上野だ。何だかムシャクシャする。田端でも叱りつけるか。ぐへへへへ』

田端M:……。

田端M:こんな馬鹿な主人公がいるわけないな

田端M:でも、あんな馬鹿な上司を主人公にしていいのか

田端M:あさひさんからの宿題だからな……仕方ない

田端M:…………。

田端M:いざ、書こうとすると、全然部長のことがわからん。

田端M:昨日の場面になるまでの物語のあらすじもわからないし、部長のキャラクターもわからん

田端M:俺って本当に、周りの人に興味ないのかな……

田端M:てか、俺以外の人はみんなもっと興味あるのか? 俺だけ? 自分しか見えてなかったの

田端M:1ページも書けないままもうすぐ会社についてしまう……。部長の小説は後回しだ。会社に誰かいた場合のことを考えておこう。

田端M:仮に、俺が派遣の日暮里さんだったとしたら、どう思うかな。

田端M:『田端くん、可哀想……?』 いや、『また上野のオッサンの恫喝がはじまった』? いや、それは俺びいきすぎるな

田端M:『うわー田端のアホのせいで、部長機嫌悪くなってんじゃんサイアク』とか『私じゃなくてよかった』とか?

田端M:なんか現実を考えたらブルーになってきたぞ。

田端M:日暮里さんがターゲットになるわけないから『私じゃなくてよかった』はないな。彼女の場合。

田端M:待てよ。俺が異動でやってくる前は、誰か同じようにやられてたのかな。……大久保さんかな。大久保さんは『田端にターゲットが移ったかも?ほっ』とか思ってるのかな。うーむ。

田端M:わからん。考えるんだ。考えるんだ、タバター!タバター!タッバター!


* * *

田端M:……結局、会社に着いてしまった。
 
田端M:予定通り、一番乗り……いや、誰かいるぞ?

巣鴨:おはよう。珍しいな。

田端:!? 巣鴨さん!

巣鴨:かっかっか。お主、昨日はこっぴどくやられてたな。

田端:いやあ、お恥ずかしいです。

巣鴨:しかし、次の日の朝にこんな早く来るなんて、感心じゃな。朝一番で謝りに来たのか笑

田端:いや……昨日早く帰ってしまったんで……。

田端:(……謝りに?……というのは部長に、ということだろうか)

田端:巣鴨さん、いつもこんなに早く来ているのですか。

巣鴨:ん? そうじゃよ。年寄りは早起きしてしまうでな。

田端:(課長がこんなに早く来たんじゃ、二課はみんな大変だな)

巣鴨:なに、みんなには、適当な時間に出社するように言ってある

田端:そ、そうなんですね。ところで、昨日は皆さんの会議をあんな風にしてしまってすみませんでし
た。巣鴨さんも提出する議案があったんですよね。

巣鴨:ハッハッハ。あんな目にあったのに、ワシの心配をしてくれるのか。できたやつじゃのう。でも、それなら心配いらん。お主が怒られすぎたせいで、ワシらの議案はすっと通ったわ。

田端:そ、それは良かったです。

田端:(何だか腹立つけど、『俺のせいで誰かが巻き添えを食った』という状況に比べたら、遥かにこの方がマシだな)

巣鴨:むむむ。お主、昨日と顔つきが違うな。

田端:そうですか……? 

田端:(あさひさんに会ったからだろうか) 

大久保:おはようございます。

巣鴨:おはよう。

田端:大久保さん、おはようございます。

巣鴨:なんか今日は疲れとるのう。

田端:(?)

大久保:!! すみません。昨日遅かったので、つい。

巣鴨:ゲームか。

大久保:すみません、昨日発売だったんで。いけませんね。シャキッとします。

田端:(!)

巣鴨:イタバシアキバの店長なんかも、相当なゲーマーらしいの。

大久保:そうなんです! あそこのゲームコーナーは凄いですよ。

巣鴨:今度、会ってみるか。

大久保:本当ですか! 課長、ご存知なんですか。

巣鴨:かっかっか。ワシに会えん人はいない。

目白:おはようございます。

巣鴨:おはよう。おっ、なんか今日は楽しそうじゃな。

目白:えっ!? 実は……

 * * *

田端M:なるほど、巣鴨さんはすごい。無駄に朝早く来てるんじゃないんだな。

田端M:朝一番に来ることで、課員一人ひとりと顔を会わせて話せる。

田端M:しかも、ただ話すだけじゃない。課員たちの状態を確認している。

田端M:正直、巣鴨さんって、いままで何もしないで椅子に座っているボケた爺さんだと思ってたけど、違った。

田端:(声を潜めて)巣鴨さん、巣鴨さんって凄いですね。

巣鴨:むむむ。何がじゃ。

田端:何で顔を見ただけで、皆さんの状態がわかるんですか。


巣鴨:なーに、当たり前じゃ。ワシの課は5人じゃろう。でも、ワシはもう対して働けん笑。

田端:いやいや……

巣鴨:そうすると、簡単な算数なんじゃが、ワシ以外の4人が5人分働かなきゃならん。

田端:はぁ。

巣鴨:ワシは、皆の仕事が2割楽になるようにしとるだけじゃ。

田端:そ、そうですか。

田端:(2割楽に?……そうか。なるほど。例えば5時間かかるものを4時間にする。それで、生産性を25%増にしてるということか)

田端M:巣鴨課長のこういった仕事のスタイルは、今日、朝一で会社に来てみるまで、わからなかった。

田端M:もしかしたら、こういう仕事のスタイルが、人数分あるのかもしれないな。これは面白い。

田端M:以外と無駄だと思ってて避けてたことの中に、仕事のヒントがあるのかもしれない。
 
田端M:それに、これだけみんなのことを把握している巣鴨課長だったら、課員を主人公にした小説も簡単に書けそうだ。

田端M:『上野部長を主人公にした小説』だって、俺には書けないけど、きっと巣鴨さんには書けるんだろう。

田端M:あさひさんが言っていた、『他人に興味を持つ』ってこういうことなのかな。

田端M:何だか面白くなってきたぞ。



田端の新しい社会人生活が始まった。


企業ドラマ(8)BARサクラスの掟

品川:おい、田端じゃないか。

田端:え?品川さん?

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

 ドアから入ってきたのは、田端の3月までの上司、マーケティング部の品川であった。

品川:まさか、お前とここで会うなんて、な。

 田端の横に腰掛ける品川。

田端:品川さん、前からここへ来ていたんですか。

品川:まあな。

田端:こんないいところがあるなら、俺にも教えて下さいよう。

品川:なんだ田端お前、酔っ払ってるな。実は、俺がここに来ていることは秘密なんだ。

田端:へ?

品川:俺がここに来ていることは、俺とあさひさん以外、誰も知らない。あとはお前だけだ。

田端:はあ……。

品川:とにかく、今日俺に会ったことは誰にも言うんじゃないぞ。

田端:わかりました。

品川:そもそも、この場所自体、秘密だからな。

田端:そうなんですか。

品川:なんだ、まだ聞いてないのか。

あさひ:あら、伝えるのを忘れてたわ。

品川:……いいんですかそんなユルさで。

あさひ:バーサクラスのひとつ目のルールは——、

品川:バーサクラスのことを決して口外しないこと。

あさひ:バーサクラスの二つ目のルールは——、

品川:バーサクラスで見聞きしたことを決して口外しないこと。

あさひ:バーサクラスの三つ目のルールは——、

品川:バーサクラスの外でキャストと会わないこと。

田端:えー!?

品川:何だ急に。

田端:そんな……。

品川:もしかしてお前、田端のくせに、あさひさんを口説こうとか思ってたのか。

田端:思ってました。むしろ、口説いてました。ていうか「くせに」って何ですか。

品川:命知らずなやつだな。

あさひ:いやいや、命知らずはおかしいでしょ。

品川:田端、お前はまずはあさひさんのアドバイスをよく聞いて、仕事ができる男になるんだな。

田端:アドバイス?

品川:……何をしていたんだお前は。

田端:あ。自分のために周りを見る。ですね。……てか、何で知ってるんですか!

品川:知らん。今聞いたよ。

田端:え?でも、あさひさんのアドバイスをよく聞けって。

品川:内容までは知らん。

田端:周りが見えたら、劇作家になれ。

品川:……何だそれは。

田端:それもあさひさんのアドバイスです。

品川:ここで見聞きしたことをペラペラ喋るなと言っただろう。

田端:聞いておいて、それはひどい。

品川:聞いてない。お前が勝手に喋ったんだろうが。

田端:でももしかして、品川さんが僕に「あさひさんのアドバイスをよく聞け」って言ったのって、品川
さん自身も、このお店であさひさんに色々聞いてるからなんですか。

品川:さあな。

あさひ:田端さん、明日、朝一番に会社行けそう?

田端:!! ……そうだった! 今夜はこれで失礼します!

あさひ:ふふふ。また来てね。

田端:いいんですか。

あさひ:今度からはお金をいただくわ。

田端:も、もちろんです。

あさひ:このアプリを入れておいて。

田端:わかりました。

あさひ:これで予約してね。

田端:はい!……ちなみに、このお店には、あさひさん以外の方もいらっしゃるんですか。

あさひ:いるけど、なんでかしら。

田端:!! いや……何でもないです!

あさひ:田端さんって誰にでも優しい言葉をかける感じなの?

田端:違います。あさひさんにしか興味ありません。ごめんなさい。

品川:気持ち悪いやつだな。早く帰れ。

田端:品川さん、ひどいです! でも、帰ります。

あさひ:ふふふ。またどうぞ。

こうして、田端はBARサクラスを後にしたのだった。

企業ドラマ(7)意外な来客

あさひ:私はね、会社に勤めてたことはないわ。でも、女優になりたくて、よく芝居に出たりはしてたから、なんとなく、そういうことはわかるの。

田端:女優!どうりで美人なはずですよ。

あさひ:ふふふ。結局、その夢はあきらめたんだけどね。でもね、ある時、気づいたことがあったわ。
 
※続きものです

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

田端:何ですか。
 
あさひ:当時の私にはなかなかうまくいかない時があって、そんな時は、よく演出さんとも、共演するキャストとも衝突していた。

田端:あさひさんにもそんな時代があったんですね。

あさひ:うん。演出家には何をやっても否定されて、共演者も全然助けてくれない。私なんかいない方が舞台がずっとよくなるんじゃないかって、自己嫌悪にもなったわ。

田端:どうしたんですか。

あさひ:かといって、言われるがままじゃ、面白くないじゃない。そんなんだったら、他の役者がやればいい、当時はそう思ってたから。

田端:言うことは聞きたくないけど、モメててもいいものが出来ない。

あさひ:そう。でもそんな時ある人に言われたの。『演出家さんが、なんであさひちゃんの演技にダメ出しするのか、わかる?』って。最初は、『ダメ出しの方針がその時々で違うからわからない。そもそも、その統一感がないことも腹が立つ原因』って答えたんだけど、なんでこの人はこういう指示を出すんだろう?とか、この人の前の公演はどうだったんだろう?とか、みんなは自分の演技をするために何を気をつけてるんだろう?とか、周りを見るようになった。そうしたら、わかったのよ。その演出家が、みんながつくりたい舞台がどんなものかが。

田端:絶不調の時に、周りを見て気づくことがあったんですね。

あさひ:それがわかったら、あとは自分の演技を捨てる必要がなかったの。いつの間にか、演出家を敵だと思って、しかも、相手をろくに見ず戦っていたような感じだったわ。結果が出なくて自分に余裕がないから、周りが見えないんじゃないのよ。周りが見えてないから、結果が出なくて自分に余裕がなくなるの。周りを見るのは、実は自分のためなのよ。

田端:自分のために、周りを見る……。

あさひ:例えば、部長さんや課長さんが普段どんな人と話して、どんなことを考えているか、とか、想像してみたことある?

田端:無いですね……。

あさひ:余裕が無いから?

田端:いや……、というより、考えてもなかった……だけかも。

あさひ:田端さんは今日、私のことを色々聞いてくれたじゃない。

田端:は、はい。いきなり年齢とか失礼なこと聞いちゃってすみませんでした。

あさひ:ふふふ。でもそれって、なんでなの。

田端:そりゃもう、あさひさんに興味があったからです。

あさひ:そしたら、周りの方々にもっと興味を持てたらいいのかもしれないわね。

田端:興味……。

あさひ:まずはそこから。相手のことがわかったら、次に、部長さんと課長さんが『田端くんについて話してる場面』とかを、想像してみるといいかもよ。劇作家になったつもりでね。

田端:なるほど……。登場人物のキャラクターが決まっていなかったら、いいシナリオは書けませんもんね。やってみます!

 ガチャ(ドアの開く音)

あさひ:いらっしゃい。

男の声:あれ、もう誰か来てるのか。

あさひ:あら、品川さん。

品川:おい、田端じゃないか。

田端:え?品川さん?


つづく

2016年、今年の抱負!

(今年の抱負…目標?)

#多少無理してますが、易きに流れてしまわぬよう、ここで宣言させていただきます・・・! 

(1)コンサルを事業化する 
 
▼放送局さんや出版社さんの個人的なお手伝いで始めた メディアさん向けのITコンサルですが、 環境激変の今だからこそ、できることが多くありそうです。 

▼社会的なインパクトもやりがいも大きいので、 
顧問的な形にとどまらずもう少し組織的にご支援できるよう、 チームづくり含めて頑張ります。 

(2)資金調達して、新しいネットサービスをつくる 
▼たぶんUGC?たぶん動画?くらいしか決まってません 汗 
▼本当は去年のうちに始めるはずでしたが、他のことに夢中で遅れてます。。 言い訳したくないので、今年は絶対やります。 

(3)本を出す 
▼私のような若造にはまだ早いとは思いながら、 どうしても伝えたい事がありまして、本を出すことに挑戦します! 
▼まずは出版を許されるクオリティの原稿を書き上げるべく、年末年始もこのために引きこもっておりました・・・!

#その他
▼英語で授業をする →これは・・・来年かも・・・
▼筋肉をつける →やせたら筋肉も落ちたので 

*+*+*+*+*+

(近況報告 2015)
昨年は、会社を辞めて周りの方々に恵まれていることを、改めて思い知らされた1年間でした。

(1)エブリスタ卒業しました
昨年エブリスタの代表を退任し、DeNAを退職しました。
在任中は大変お世話になり、有難うございました。
ネット社会における個人の可能性を存分に感じられた5年間でした

(2)会社つくりました
現在は、前職A.T. カーニーの経験も活かしながら、
メディアのIT戦略に関するコンサルをさせていただいてます。
8月に事務所をつくり、12月から少しずつ組織化し始めました。
ホームページです。→sakuras.tokyo

(3)講師はじめました
ビジネススクールのグロービスで『クリティカル・シンキング』の講師をさせていただいています。
1月からは経営大学院にて
『ネットビジネス戦略』も担当します。
若輩者ですが、受講生に恵まれて楽しくやらせてもらってます。

#その他
▼10年間の社会人生活にひと区切りついたので、 
生まれ故郷のユーゴスラビアをはじめ、
10ヶ国以上を旅することができました。
▼やせました

企業ドラマ(6)あさひの秘密

課長の紹介で入った小さな飲み屋で、
年齢不詳の女性あさひを前に
どんどん酒が進んでしまう田端。
 
※続きものです

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.
 
田端:随分飲んじゃった。
 
あさひ:大丈夫?
 
田端:わかんなーい。

あさひ:明日、会社ちゃんと行けるの?

田端:朝一番に行く。課長と約束したんで。

あさひ:真面目なのね。

田端:怒られた翌日にこそ、一番に会社に行くといいんだって。そんなもんかな。

あさひ:それは、そうかもしれないわね。

田端:そうなの?なんで?

あさひ:田端さんが怒られちゃってたってことは、部署のみんなは知ってるのよね。

田端:知ってると思う。会議の後なんか、それが気まずくって、すぐ会社を出ちゃった。

あさひ:ひょっとして、みなさんも気まずいんじゃない。

田端:そうなのかな。

あさひ:田端さんが、みなさんの立場だったら、どうかしら。1ヶ月前に部署に移動してきた入社4年目の子が、部長にこっぴどく叱られてたら、本当は何か声をかけてあげたくない。

田端:それは、そう。でも、巻き添えを食いたくないから、その場では関わりたくない……かな。

あさひ:本当は声をかけてあげたい。自分にもそういう風に失敗した経験があったとしたら、余計にね。

田端:でも、部長に叱られた直後に、あからさまにみんなの前でフォローはできない。恥ずかしい話だけど、自分に火の粉がかかったらやっぱり嫌だし。

あさひ:そうでしょう。だから、明日早く行ったほうがいいわ。
 
田端:そうか。朝、人が少ないうちは、今日のことについて話してても、気まずくないかも。

あさひ:いつも、誰が最初に来てるか、知ってるの。

田端:うーん……となりの課長の巣鴨さんかなあ。帰るの早いし。でも課長が先ってこともないか。

あさひ:それ、本当は怒られるよりも前に知っておかなきゃいけないことよ。

田端:そうなの?

あさひ:そうよ。別に毎日いる必要はないけれど、自分の所属しているチームが、朝から晩までだいたいどんな一日になっているか、田端さん、気にならないの?
 
田端:気にならないわけじゃないけど……、それは課長の仕事だし……。

あさひ:私だったら、気になっちゃうな。自分がリーダーじゃなかったとしても、自分のチームのことは。

田端:そう言われると、僕に余裕がないだけなのかも。

あさひ:田端さん、真面目そうだもん。

田端:というか、異動したてで、自分のことで精一杯で、周りを見ている余裕がないだけだと思う。

あさひ:そうよねえ。

田端:あさひさんは、どんな時でも周りに気遣いができそうですもんね。

あさひ:私も若いころは、自分のことばっかりだったわよ。

田端:そうなんですか?あさひさんは、会社に勤めたりしてたんですか。

あさひ:私はね、会社に勤めてたことはないわ。でも、女優になりたくて、よく芝居に出たりはしてたから、なんとなく、そういうことはわかるの。

田端:女優!どうりで美人なはずですよ。

あさひ:ふふふ。結局、その夢はあきらめたんだけどね。でもね、ある時、気づいたことがあったわ。

つづく
5月17日にビジネス書発売!
自己紹介
ユーゴスラビア生まれ。理工学部を卒業後、A.T.カーニーに入社。様々な業界のコンサルティングを手がけた後、エブリスタ立上げに携わり、同社代表取締役社長に就任。15年3月末に退任し、現在はメディア企業のデジタル戦略コンサルを手がける。グロービス経営大学院「ネットビジネス戦略」講師。
このブログについて
▼新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ▼なるべく毎日更新▼読者の皆さんとご一緒に、私自身も「21世紀を生き抜く力を」つけていくのが目的です▼「左脳的切り口で右脳的題材も取扱う」ことを特徴に、世の中の出来事からその裏にある「時代性」を読み解いていければと思います▼その上で時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践していきます▼なかでも「個人が個性を発揮して生きる」ことを中心テーマに据えたいと考えています。
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