さて、

こちらのゲームのPS3版が発売された
ことを記念して、

改めて私の個人的なプレイ記録を
告白させていただきたい。


※個人の感想です。
※商品の効能を確約するものではありません


AKB 1/149 恋愛総選挙
バンダイナムコゲームス
2013-09-12


 ☆ ☆ ☆

去年のクリスマス、

私は届いたばかりの
このゲームを介して
AKBの女の子たちと対峙していた。


研ぎ澄まされた
わがアルゴリズムに死角なし!

現実と同様、

模範解答を選んでいけば余裕!

仕事の愚痴を言われたら
心を押し殺して
上司が悪い!って言えば
いいんだよね、うんうん。


と自称優等生の私は思っていた。


 ☆ ☆ ☆


実際、私は順調に正解を重ねた。

早速一人目から告白を受ける。
たまたま初デートに行ったYだ。


しかし、これは
148人をフッてひとりを選ぶ
ゲーム。

ここで、問題は起こった。


小さなYESを積み重ねた
偽善者の私には、

もはや
目の前の愛らしい少女Yの
期待を裏切り、

その一生懸命な告白を断る
ことなど、

できるはずもなかったのだ。


 ☆ ☆ ☆


そして、ただ呆然と
告白を受け入れる「YES」
を選択した結果――

あえなく
ゲームオーバーとなった
のだった。


エンドロールを眺めながら、
私は気付いた。


単なるオタクホイホイ
だと思っていたこのゲームは、

周囲からの期待の奴隷
として彷徨える
現代人に送り込まれた

強力な刺客だったのだ。

とんでもない無理ゲー




実はこの話には、
続きがある。


 ☆ ☆ ☆


私はその後、

すぐにまた
別の子の攻略をするのは

Yに悪いなと思い、

2週間ほど期間を置いて
再びこのゲームを手にとった。


――もう失敗は許されない


警戒心を強くした私は、
感情移入してしまわないようにと、

SKEのなかでも
自分がよく知らないメンバー(当時)
を選んでデートを重ねた。

そして1時間ほどで、
1人目のMから告白を受ける時が。

鉄の意志を持って絶対に
これを断る勇気はできていた。

(この子もともとあんまり知らないし、
嫌われてもいいや)


 ☆ ☆ ☆


Mが告白の場に
選んだ場所は少し変わっていた。

地域のボランティアで
ゴミ拾いをするというのだ。

M「なんでこんなふうに
ポイ捨てする人がいるのかなぁ(悲)」

※うろ覚えです



私は少し嫌な予感がした。

そしてやっぱり、
Mはとんでもないことを言い出した。


M「あなたは私のことを
ポイ捨てしたり、しないよね?

▷YES(受け入れる)
 NO(断る)


・・・ん?

これって告白なのか?

なんだ、
この中途半端な問いは!!


 ☆ ☆ ☆


Mと付き合うか?と問われれば
NOという覚悟はできていた。

しかし私は、自分が

「ポイ捨て」という社会的に
イケナイことをしてしまう人間だと、

Mの前で認めるわけには
いかなかった。


本当は、
ゲームを進めるように
模範解答をすすめるよう重ね、

彼女をすっかりその気にさせて、
最後の最後でガッカリさせる、

ポイ捨てどころか
ゴミクズ野郎だというのに!


 ☆ ☆ ☆


「付き合わないけど
ポイ捨てはしない」

という都合の良い選択肢
がないか?を

PSPのすみずみまで
探しまわった後、


(ぼ、ぼくは
ポイ捨てなんかしないぞ!)

観念した私が震える手で
「YES」を選択すると、

無情にも2度目のエンドロールが
流れたのだった


 (つづく