映画「永遠の0」が、
空前の大ヒットとなっています。

映画「永遠の0」GWまでロングランへ 興収80億円突破 リピーター多く

「永遠の0」といえば、
当ブログでも

2年前のちょうど今頃、

「永遠のゼロ」を読んでみた

と題して、(大変短いですが)
読んだ感想を記しています。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

「永遠の0」は

このようにブームとなる前から
好きな作品だったわけですが、

実は、私自身は、
まだ映画を観ていません。

単に一緒に観に行く恋人がいない
という事情とは関係なく、


実は国民的大ヒットとなった本作が、
怖くなってきてしまった
んです。。。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

と、いいますのも、

本作は
フィクションでありながら、
大変なリアリティを持って
書かれている
ため、

当時の拙稿を見てみましても

「ノンフィクション作品と違い
著者の思想による影響を
排除する必要はあるが」

と前置きしている通り、

結構、

人々の思想や哲学 といった
考え方の深淵に

無視できない
影響を与えてしまう

可能性がある作品

のような気がしていまして、


・・・それで、
なんとなく怖いな、と。


杞憂かもしれませんが、

そうした性質を持つ原作が、
本読みだけでなくて、

広く世間の人たち一般に
読まれてきている

ということが、

何となく漠然と不安なんです。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

もしそうした中で、
映画を観に行って、

映画館で、

むせび泣く方々の
声を聞いたり
してしまったら、

ますます不安になって
しまうような、

そんな気がするもんですから、

卑怯者の私はその現実を
真正面から捉えようとはせず、

DVDの発売を待とうなんて
考えてしまっているところなんです。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

さてさて、
そんな不安に襲われるのも

ひとえにこの原作が
「フィクション」だからこそですが、

今日も再放送されておりました
NHKさんの番組、


「零戦
搭乗員たちが見つめた太平洋戦争」

なんかを見ておりましたら、

ノンフィクション、つまり、
ドキュメンタリーであっても
その不安は変わらない
どころか、

かえってひどくなりましたので、

ちょっとそれについても
触れておきたいと思います。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

同番組自体は、
チャレンジングで意欲的で

大変に面白いドキュメンタリー
だったのですが、

どうも、

作り手の「意図の所在」

気になってしまって

私はどうしても最後まで
見れませんでした。

例えば、

「下士官兵は、消耗品じゃった」

というコメントのシーンは
2度使われていたかと思いますし、

そもそもインタビューシーンが
どうも、どれも

短い尺で切り出されていた

んですよね。


考え過ぎかもしれませんし、

構成上、仕方がないのかも
しれませんが、

個人的には、

「死ぬまで使われた」とか、
「(当時は)悪循環でした」といった

ネガティブな「生の声」ばかりが
印象に残っちゃいまして、

もし、

万が一にもですが、

それらの「生の声」が、

もし、意図的に抜き出された
ものなのだとしたら、、、

なんて思い始めたら、
やっぱりちょっと

怖くなってしまったんです。


☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

もちろん、
プロの方々の手にかかれば、

照明やカメラワークひとつをとっても
印象は操作できるので、

心配してもキリがない
ことかもしれません。

ただ、お伝えしたかったのは、

「史実をもとにした」フィクションや、

「生の声」を取材した
ノンフィクション


「こそ」、

観る側が、
冷静に、客観的に

ならなきゃ行けないなー
いうことです。

それだけです。

釈迦に説法かもしれませんが、
念のため。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+. 

NHKの
このドキュメンタリー番組は
実はその点素晴らしく、

テレビ放送の時間的限界を
知ってか、

詳しく知りたいと思ったら

本で読むこともできます。

講談社さんから
書籍版が出ているんです。

コチラ。



映像は確かに
手軽でわかりやすいですが、

何か自分の学びにするのであれば
本書で読むことをオススメします。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

本書では、
個人的な一例ですが、

航空自衛隊でも
「幹部教育の教材に使われたほど」
だという

南太平洋海戦」における

「瑞鳳」零戦隊の日高大尉の判断が
興味を引きました。

まあそれも私にとっては、

過去の歴史に
「善悪」があるというのは幻想で、

是非がわかれるものこそが、

自分たちの「未来」のために
語り継ぐべき先人からの遺産である、

とする個人的な考え方による
ところが大きいと思いますので、

そんなふうに
印象に残る部分も
「人それぞれ」
だと思いますが、

この「人それぞれ」を許してくれる
自由度があるもの
を観たほうが
いいですよね!

というのがまさに
本稿で言いたかったこと
でありまして、

そうでないものを見るときも、

「人それぞれ」って手のひらに
10回書いてから見るのが
いいかはわかりませんが、

作り手の考え方に
過度に影響されないように

気をつけましょうね。

とかってことが
言いたかったのです。


До свидания!