恵比寿に移ってから1ヶ月とちょっとが経つ
 
◇ ◇ ◇
 
いまガーデンプレイスの空の下で 
これをかいているのだけど
 
エビスはほんとうにリア充の宝庫で
 
クリスマスだったこともあって
本当に多くのカップルも見たし
大人数のグループでわいわいやっている若者も多くて
 
もともと目黒らへんには小さいころからなじみがあるから
別にそんなに違和感は無いはずなんだけど
 
アキバから引っ越してくると
3次元に生きる彼リア充たちの生活は興味深くて
 
◇ ◇ ◇
 
アキバ視点からは
 
仲のよさそうな微笑ましいカップルは
いっけんすると消費的に見えて
 
ふたりで何かを生み出そうというよりは 
お互い楽しいじかんを過ごして
その瞬間を楽しんでいて
(それは決して悪いことではないのだけど)
 
ラーメン好きな人が毎日ラーメンを食べるのと
変わらない行為のように見えるのだけど
 
(そういうことを言うと
良い人にめぐりあえていないんだねと
きまって憐れむように言われるのだけれど
それは本来は確実にじぶんの問題のはずなので
だいぶ気を使ってもらっているのかもしれない)
 
◇ ◇ ◇
 
でもじっさいにはそうした「ラーメンの食べ歩き」は
たぶんカロリー以上のものを生み出していて

リア充がカレシやカノジョとじかんを過ごすとき
相手にじぶんの内面をよく知ってもらうことで
じぶんらしさを保証するものが
じぶんの外にあることで安心できて
 
じぶんのセカイの中で相手の占める割合がおおきくなって 
その相手から必要とされていることで
セカイから必要とされていると実感(または錯覚か)することができてるはずで
 
つまりいっけん消費的にみえる彼らの行為も
彼らの日ごろの生産的活動(何かしてるはず)
を支える自意識の保守(メンテ)をしていて
 
よくリア充が恋愛がエネルギーになるとかって言っているのも
そういうことのはずで
 
◇ ◇ ◇
 
いっぽうで(ぼくら?)アキバチームは
おんなじような役割を2次元とか2.5次元の領域にもとめていて
 
もともと2次元は
完成された理想形の物語(イデアてきな)の中から
じぶんらしさをえらぶことができたから
 
さらに最近はネットとかリアル連動で双方向性が増すこことで
(2.5次元化がすすんだので)
 
ちょっとの理想のうすまりとひきかえに
じぶんらしさを保証してもらったり
必要とされたりすることが可能になっていて
 
◇ ◇ ◇
 
でもこのこと
つまりアキバがバーチャル(2次元)に
リアル(3次元)の複雑性を照射することで
じぶんたちの人生の物語をレバレッジしていることは
 
けっきょくは2極間のバランスがだいじ
というつまらない結論には到達しない気がしていて
 
あくまで2次元で語られる目的を主なものとして
それを実現する手段として
3次元を活用しているところに
なんだか新しい可能性を感じるし(アウフヘーベンてきなしんか)

最終的にはそのニュータイプなひとたちが
エビスのリア充たちにも充実感を得られるような気がするのだけど
 
結局ベースとしておいている2次元は質量をもたないから
 物理的な限界は厳然とそこにあって
 (たとえば子供は脳内ではつくれなかったり)
 
何というか
 
惜しい感じで
 
◇ ◇ ◇
 
アキバから出てエビスをみつめることで
 その最後のピース(ラストワンマイルてきな)をうめる手がかりをつかめる
 気がしているのだけど
 
そんなことをかんがえていたら

ちょうどガーデンプレイスではなんと
 ロブションの前でポーズをとる女の子を
 大きいお兄さんたちが一眼レフで撮影をはじめたので
 (しかもプライベートな撮影会のようです)
 
エビスとアキバさえも
 もはや勝手にまじってしまうカオスが
 きっとまたぼくの考えをずっと先回りして
 何かの答えをみつけてしまうんだろうなと思って
 
ごはんでも食べることにする