イケガミコフ『21世紀の生存戦略』

新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ。なるべく毎日更新。読者の皆さんと一緒に21世紀を生き抜く力をつけていくのが目的です。左脳的切り口で右脳的題材でも取扱うことを特徴として、世の中の出来事から、その裏にある時代性を読み解いていければと思います。その上で、時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践したい。なかでも、個人が個性を発揮して生きることをメインテーマに据えたいと考えています。

ユーゴスラビア

戦争広告代理店

安倍総理大臣が、総理大臣としては初めて
旧ユーゴスラビアのセルビアを訪問し、
ブチッチ大統領と首脳会談を実施しました。






ユーゴスラビアといえば、
今年こそは祖国?のために何かしたい!
と思って、
年末年始にこんな本を読みました。




これが、期待以上に良かったです。

ユーゴ関係ない人にとっても
面白い内容だと思います。

個人的には
自分がベオグラード生まれだからといって
旧ユーゴスラビアの中で
ことさらセルビアに肩入れするつもりも
ないのだけれど、

なんでセルビアが一方的に
悪者になっているのだろうか?

ということはずっと不思議でした。

ガンダムでさえ、ジオン軍だけが
悪というふうには描かれていません。


その謎が、この本を読んで解けました。

セルビアに悪のイメージをつける上で
PR会社が随分と活躍したようです。

自国に対する国際世論の風当たりが
どんどん悪化していっても、

わざわざアピールすることはない、と
メディアの前で格好つけない
セルビア人の不器用さは
どこか憎めないものがあります。

ユーゴに生まれて、
デジタルメディアを扱う身としては、

何かやるべきことがある、
そう思わずにはいられません。


日本も他人事ではないですよね。

サンフランシスコとの
姉妹都市解消が云々、といった
ニュースが話題ですが、

うーん

色々と
考えさせられるものがあります。

生まれた土地、ベオグラードへ。

まだ記憶のない頃に
生まれた土地を離れてから、
三十余年ー。

ついに再び、
その地を踏むことが出来ました!




※スカダリヤ
























当時の大家さんのご子さんたちに
再会?することができて、
とても良かったです。

大家さんの息子さんが、
(といっても、もう50代)

「私たち(セルビア人)は少しずつ、
資本主義に慣れていかなきゃいけない。

当時みたいに、
朝から晩まで椅子に座っていれば
お金が貰える時代ではなくなった。

当時はみんな平等で、
それはそれで良い時代だったが、
今では格差ができてしまった。

私たちは少しずつ、
お金を稼ぐことの意味を
学んでいかなきゃいけない」

と語っていたのが印象的でした。

私は外国人にはよく冗談で、
日本は「世界一の社会主義国だ」
といいますが、

(ちなみに、全然ウケなくて
真顔で「知ってる」と言われる
こともあります。。
なぜバレてるんだ。。)

日本の社会主義も
いつまでも安泰とも限らないので
何だか他人事とは思えずに
おじさんの話を聞いておりました。 

生まれた国なので、もともと
別に他人事ではないのですが。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

ある種、自分のルーツとも言うべき
初めて訪れてみたユーゴとユーゴ人の
イメージとしては、

農業国らしく、牧歌的でのんびり。

少し贔屓目ですが、人も草食系で
いい人が多そうです。

最初、公園の売店でSIMを買う時は、
公園に殺気立った人たちがたくさんいて、
「何てカオスな国に来てしまったんだ・・・」
と久々に危機管理の心が起動しましたが、

その人たちはもともとのユーゴ人、
というのとはまた別のようです。

そんな風にまじめでおとなしいユーゴ人ですが、
過去にはご承知の通りアメリカの鉄拳制裁を
受けているわけなので、

そのあたりも生まれた国として
他人ゴトじゃないというか、
歴史の勉強もしなければと思いました。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

以下、写真です。

 

「魔女の宅急便」のドブロブニクへ。30年ぶりユーゴスラビア。

さて、7年越しの旧交を温めた
モスクワを後にしまして、
次はいよいよユーゴスラビアです。

















振り返るとドブロブニクは
前評判に違わぬ絶景で、
いいことばかりが思い出されますが、

個人的には最初、
ちょっとした苦労もありました。


普通の人ならば起きない
ことなのかもしれませんが、 

準備の悪い私は
ドブロブニクの旧市街が
城壁に囲まれていること
すら
知らずに行ったので。。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

ちょっとした苦労というのは、
ホテルに辿り着くのが
大変だった、ということです。

今年に入ってから10ヶ国くらい
旅しているかと思いますが、
 
これまで、
私の旅の三種の神器といえば、
ATM、SIM、そしてUber。

三種の神器というか、
入国してからすぐ使うモノの
順番ですね。

当たり前ですが
この3つには順番があって、 

ATMがなければSIMが買えず、
SIMが無ければUberは呼べない
わけです。 

ですが、
ドブロブニクの空港で
見つけることが出来たのは
ATMのみ。

空港からバスに乗り、
終着駅で降りたら謎の港について
途方に暮れた、と、
こういうわけです。

街中に着くものだと
思っていたのですが、
まさか周りに何もないところに
着いてしまうとは、、、。

売店でSIMを買って
入れてみたものの使えず、

みんなが奪い合いをしている
タクシーを捕まえて、

ホテルの名前を告げてみるも、
わからず。

途方に暮れました。

最終的には何とか辿り着いた
のですが、

東南アジア諸国よりも
大変でした。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

というわけで、

主に男性の皆さまに向けた
新婚旅行などで訪れる場合などの
アドバイスとしましては、

エクセルシオールか
ヒルトンといった、
地元で有名なホテルに泊まるか、

ネット環境がなくとも
たどり着けるくらいの、
わかりやすい場所にある
ホテルにする。

ネットは早めにあきらめて
使い勝手の悪い
ドコモ1day海外パケ放題など
を使うか、
SIMフリーの電話を用意する。

といったところです。

SIMフリーの
電話があるといいと思ったのは、 
売店で買ったSIMが使えなかったのは

私が通話機能のないiPadを
使っているために
アクティベートできなかった
ことが原因と考えられるためです。

最終的に、旧市街の郵便局で
使えるか使えないかわわからない
SIMを、ハサミでチョキチョキ
切り取る羽目になりました。

早速、SIMフリーの
iPhone6S予約しました。 

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

いやー。
何とかなって良かったです。


ここから先はインスタグラムより。























 

私の履歴書(1)ユーゴスラビア編

ネタに困ったから
自分の過去を語る、

というわけではないのですが 、
先日実家に帰ったら、

クローゼットの奥からは
こんなものが

image 

出てきたりしたものですから、
ちょっと、過去を振返りたい
気分にもなりました。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

私は、旧ユーゴスラビア、
現セルビアのベオグラードという
都市で生まれたそうなのですが、

(そっから語るんかい!
こりゃあ話が長くなりそうだ・・・

とか思った方、
ごめんなさい) 

せっかくキャッチーな場所で
生まれたにも関わらず、
全く当時の記憶はありません。汗

1年しかいなかったようなので、
本当に、
生まれに行った
ようなものです。

よくそんなところで第一子を
産む気になったなったなあと、
自分の母親の感覚には
感心?してしまいますが、

そのおかけで私の戸籍をみると
出生届の受理者の欄に、
「在ユーゴスラビア大使」
などと書いてあって、
何だか戸籍からして
中二病感満載
でありまして、
大変感謝しています。

今ではもう
なくなってしまった国の名前が
書いてあるというのも、

中二病からすると
何だかいいものです。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

そんなわけで、
よくツッコんでいただくのに

実はネタが無くて
申し訳なくなるので、

今度行ってこようと思います。
来年あたりに。

「7つの国境、
6つの共和国、
5つの民族、
4つの言語、
3つの宗教、
2つの文字を持つ、
1つの国家」

という複雑な事情と
歴史を持つ国ですから、

出生地でなくても
色々と考えさせられることが
多そうです。

昔、高校生くらいの頃に
歴史を調べた記憶が
あるのですが、

今となってはそれも
すっかり
忘れてしまいました(爆)

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

なお、ひとつだけ
言っておくことがあるとすると、

セルビアは
親日です。 

義援金欧州1位のセルビアと日本の思いやりの関係
によれば、
セルビアは親日家が多く東日本大震災の際には、平均月収4万円前後で失業率20%にもかかわらず、 1か月後にはヨーロッパで第1位の募金を送ってくれました。

知ってますか?東日本大震災でセルビアが日本にしてくれたこと、いまセルビアが大変なこと
によれば、

東日本大震災でセルビアは、いち早く支援のための行動を起こし震災後の7ヶ月後(2011年10月11日時点)、義援金の集計をしたところ、セルビアからの義援金は世界で第5位、ヨーロッパでは第1位の金額になっていました。 (ネットではこれが最終のような発言も回っていますが、実際は震災7ヶ月後時点の話です。)

ということですから、
実は相当、ですよね。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

親には
「隣のユーゴ人の赤ん坊と
入れ替わってたかもしれない」
とよく言われたものですが、

サッカーを見てもわかる通り、
ユーゴ人は皆長身なので、
残念ながら

この身長だと
絶対そんなことはない


わけであります。

次はシドニー編です。
(次があれば)


5月17日にビジネス書発売!
自己紹介
ユーゴスラビア生まれ。理工学部を卒業後、A.T.カーニーに入社。様々な業界のコンサルティングを手がけた後、エブリスタ立上げに携わり、同社代表取締役社長に就任。15年3月末に退任し、現在はメディア企業のデジタル戦略コンサルを手がける。グロービス経営大学院「ネットビジネス戦略」講師。
このブログについて
▼新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ▼なるべく毎日更新▼読者の皆さんとご一緒に、私自身も「21世紀を生き抜く力を」つけていくのが目的です▼「左脳的切り口で右脳的題材も取扱う」ことを特徴に、世の中の出来事からその裏にある「時代性」を読み解いていければと思います▼その上で時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践していきます▼なかでも「個人が個性を発揮して生きる」ことを中心テーマに据えたいと考えています。
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ