イケガミコフ『21世紀の生存戦略』

新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ。なるべく毎日更新。読者の皆さんと一緒に21世紀を生き抜く力をつけていくのが目的です。左脳的切り口で右脳的題材でも取扱うことを特徴として、世の中の出来事から、その裏にある時代性を読み解いていければと思います。その上で、時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践したい。なかでも、個人が個性を発揮して生きることをメインテーマに据えたいと考えています。

断捨離

家も捨てた「断捨離」生活でわかったこと

<これまでのあらすじ>

断捨離の本を読む(2013年)

→その年の暮れに、
引っ越しとともに実行に移す。

殆どの家具や家電、
身の回りのものを処分する。

→引越し後、さらにエスカレート。
愛車を手放す。

→ついに手放すものが
無くなった結果、
家を借りるのをやめる
(昨年6月頃?)

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+. 

例によって
極端なことをしていましたが、

1年ほど続報を
書いてませんでした。

(家まで捨ててしまったので
報告することが無くなった、
ということもありますが)

結局、家は借りることになったので
このあたりで、振り返ります。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+. 

<身につく考え方>

「入り」と「出」で言うと、

まず、
★「増やさない」

この極端な断捨離生活により、

余計なものをはじめから
買わなくなりました。

不要なものも、
片付けるよりも前に、
そもそも持ち込まない。

それから
★「代謝」を高める。

やむを得ず買ってしまっても、
代わりに何か捨てる。

息を吸ったら吐く、
食べたら運動する、
というように、

買ったら捨てる。

この「入り」と「出」の感覚は
いろんなことに応用できる
気がします。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

<わかったこと>

★「本当に必要なモノ」は、少ない。

スーツケース5つ分くらいの
荷物に収まります。

意外と無くなっても
困りません。

感覚としては、2週間の出張に
持っていくものですね。

それ以外は究極、
いらないと思われます。


★「豊かさ」は「本当に必要なモノ」以外のところにある

これは認めないといけない
のだと思います。

車にしても家具にしても、
なんとなく
「好きなモノ」に囲まれていると
幸せな気分になります。

文字で書くと当たり前のことですし、
断捨離しなくてもわかること
のようですが、

実際に捨ててみると、
感じ方が違いました。

うまく表現できないのですが、

「禁煙」してみたら
思った以上に自分が
タバコに依存していたと気づいた、
というような感覚です。

勿論、
「モノに豊かさを感じること」や
「幸福をものに依存すること」は
タバコほど悪いものかは
わかりません。

そこは考え方次第ですが、
今の私は、
「物的」な豊かさとある程度
距離を起きたいと思っています。

「豊かさ」という
謎の概念があることは認めつつ、
モノである必要はないのでは、
と。

経営資源で言っても
ヒト・モノ・カネ・情報
とあります。

最終的には
バランスだと思いますが、
今はモノ以外の要素を
追究していきたいです。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

当初考えていたより
国内でのお仕事が
増えてしまったこともあり、

私の断捨離生活の象徴だった
「家」は、
最近また借りてしまいました。

でも「断捨離」精神は
持ち続けていきたいと思います。

このブログでは、
おすすめのグッズやサービスを
紹介していきます。





断捨離が示す、「豊かさ」の境界線

少しふわっとした話を書きます。

殆どあらゆるものを手放して、
私はなお、普通に生活できています。

今までのようにテレビを見て、
7方向から音が聞こえてくる
こともなければ、

巨大な画面で等身大のアイドルと
目が合うこともなければ、

くつろぐソファーも
白一色に統一された家具も、
好きな本やDVDでいっぱいの本棚も、
ありません。

それでも、
普通に生活ができています。


☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.


そんな状態を体験して、

「失われたのは
『豊かさ』だけだった」

最初はそう思いました。


でも、それらのモノが家にない
生活に慣れてくると、

果たして「豊かさ」すら
失ったのかどうか?

とも、疑問に思うように
なりました。


☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.


今回手放したモノは、
生活に「絶対必要」
なものではありません。

ただ、それを
所有していることで、
それらのモノに囲まれて
生活していることで、

何となく贅沢な気分になれて
自分らしい生活を送れている
気分に浸れる、

というだけのものです。
それでも、

囲まれていることで、
豊かさを感じるものです。


☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.


贅沢というのは、無駄なものです。
でも、無駄だからこそ、
意味があったんだと思います。

どうしても必要なことだったら、
私たちに「選択権」はありません。

無駄だからこそ、
「あえて選択」した結果であり、
自分らしさを表現できるのです。

その余白があるんです。

それを、豊かさだと
感じていたのだと思います。


☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.


だけど、無駄をつくること、
「遊び」をつくることは、

本当は、「物質の世界」
でなくてもできたのです。

実は、
精神世界でもできますし、
デジタルの世界でもできます。

そして、当たり前なことに、
物質の世界でやらなければ、
物理的な制約を受けずに済みます。

物理的な制約を受けなければ、
他者への働きかけも
容易になります。

自宅にご招待した女の子に
本棚を披露して自分を
理解してもらわなくても、

さまざまなツールを通じて、
自分の「無駄」を、
自分のスタンスを、

社会にアウトプット
できるようになります。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

これだけのモノを手放して、
それでもなお豊かであるためには、

精神的な贅沢、
つまり「遊び」や、
精神的な自己表現を、

どれだけ「外に向かって」
できるかにかかっているのかも
しれない、と

思いました。


その方法は、
というか、その挑戦については、
また今度書きます。



 

テレビを断捨離した話

私事ですが、年末に引っ越しました。 

その際、家のものを殆ど全て、断捨離しました。

残したものといえば、ベッドくらい。あと、洗濯機。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

狙いは「怠けない」こと。

これまでの間に、すっかり家が快適になりすぎました。

家が快適すぎて、すぐ引きこもってしまって怠けるので、それを改めたい。

家は寝るためだけにして、外で作業をするスタイルにします。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

ホームシアターセットとかはもちろん、テレビです。

とにかく家にいないことにしたので、テレビもいらないわけです。

決して、NHKの集金対策ではありません。

(NHKさん、うちにテレビは本当にありません!)

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

仕事柄、「テレビを無くした」と言っていいのかは迷いますが、

この時代、テレビを持たない若い方も多いですからね。

「テレビ無し」生活を実体験していたほうが、貴重な意見が言える・・・ような気も・・・します。
 
まあ、意識してちゃんと良いコンテンツに触れていればいいですよね。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

今のところ、支障はないです。

いや、あるんですけど、何とかなってます。

新作のDVDを見るまでに2時間くらいかかったり、『爆笑ヒットパレード』を2日後に見たり、

紅白はAKBの誰が誰だかわからいないくらい画質がボロボロだったり、

正直、いろいろありましたけど、まあ、慣れます

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

なんでこんなママタレントさんみたいなブログの記事をあげたかというと、

生活を変えてみて色々と発見があったからです。

それを書き留めておきたいし、この先、みなさんにもご報告できたらと思います。

生活を変えたいと思って変えているのですが、何でも形から入るタイプなので(汗)、まず引っ越したり断捨離したりしたわけです。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

環境が変わると、強制的にライフスタイルも変わります。

デジタル生活のススメ的なノリで、知っておきたいことや持っておきたいアイテムなど、ブログでご紹介していきたいと思います。

生活の報告をしていると、やっぱりちょっとママさんタレントっぽいような。。。気もしますが、気にせずお伝えします!

大げさにいうと、21世紀の生存戦略の一環としての、21世紀の新生活といったところでしょうか。

お楽しみにー。
・・・という予告でした ^^;



2014-12-13-15-11-25

『断捨離』を読んで、人生に役立つ4つの原理

新・片づけ術「断捨離」
新・片づけ術「断捨離」 [単行本]

今さら読んでみたのは理由がある。

物事を決断することと、

部屋を片づけること

には関係があると
思ったからだ。

決めることは、
片をつけることのはずだ。

(※本書の題名だけは
知っていたが
内容は全く知らずに読んだ)

結果、
決めることと
部屋を片付けることは
大いに関係があった。

それどころか、
自我の維持・強化にまで
踏み込んだ話であった。

基本となっているで
あろう考え方と、
印象的なフレーズを
いくつか引用していきたい


1. 引き算は足し算より大切

“足し算の生活から引き算の生活へ”

こんな例が紹介されている。

季節の変わり目に
「着る服が無い!」
と騒いでいる私たち。

タンスの中には
ほとんど着ない服が
びっしりつまっている。

・・・確かにその通りだ。

著者曰く、
そこにあるのは

「『愛着』ではなく、『執着』」

だそうで、そのせいで、

「あるのにない」
「ないのにある」

という状態に
陥ってしまっているそうだ。

私たちは、

無駄なものがある
ことによる負の効果

を見逃しがちである。

さらに、
「『捨てない損』に目を向ける」
とあるが、

「決めない損」についても
同じことが言える。

選択肢を持ちすぎること
で決められなくなる。

あえて、
自分の退路を絶つことで、

腹が据わり、
ものごとがうまくゆくこと
は多い。

「モノが勝手にやってくる」
今の時代においては、

必要なものを
手に入れることより、

余分なものを
捨てることの方が大事だ。

自分という彫刻を
をつくっていくような
イメージでいると良い
のかもしれない。



2. 加点法(ポジティブ評価)で考える

“モノは使ってこそ価値がある”

皆さんの家の中にも、
ここ1年の間に
一度も使っていないモノ
って意外とありませんか?

なぜとってあるのか?

とりあえずとってある
場合が多いと思う。

しかし本来、
使わなければ捨ててもよい
わけだし、

1.の原理の通り、
余分なものがあることは

本当に必要なものに
目を向ける上では
むしろマイナスである。

この
とりあえずとっておいた
ものが無駄になる
傾向は、

仕事や恋愛でも起こり得る。

長時間労働を繰り返して
つくった書類が
結局、不要になったり、

相手のことを
本当に好きでなくても
一緒にいたり。

良く考えれば、
これほど無駄なことはないし、
相手にとって失礼なことはない。


なぜこんなことが起きるのか?


それはきっと、
減点法のせいだ。

本来は、

捨てる理由が無い場合は
とっておく

のではなく、

使う理由がある場合のみ
とっておく

べきだ。

とっておくものは、
消極的に決めるのではなく
積極的に決める。

減点法は足きりにはなるが、
優先順位をつけきれない。


では、実際に
加点法で物事を評価する
にはどうしたら良いか?

こちらは次の原理に譲ろう。



3. 自分との関係性で選ぶ

“主役は「モノ」ではなく「自分」”

モノを
加点法で選ぶ際は、

そのモノが
絶対的に必要かどうか
では無く、

自分にとって
相対的に適合するか

で判断するのだという。

教育や職業観にも
大いに役立つ考え方だ。

思えば本書の題名だけは
知っていたが
内容は全く知らずに読んだ。

私の推しメンである
スピノザの倫理観とも近い。

また、この
「『モノと自分との関係性』
を軸にモノを取捨選択」する
という考え方は

現代のコンテンツ消費の
有り方にも通じる。

つまり、私たちは、
空間よりも
より厳密な資源である
『時間』については

既に少なからず
絶対性よりも
関係性により
資源配分を決めている。



4. 「今」を基準に考える

“時間軸は常に「今」”

加点法でモノを
選択できたとしても、

「いつか使うはず」
と考えると捨てられない。

3年後、5年後など
日付が入っている未来と、
「いつか」
というのは決定的に違う。

「いつか必要になるもの」は
その時にまた
手に入れればよい

くらいに思って
捨ててしまったほうが良い。

複雑性が増し、
未来予測が
困難な現代においては、

イマの重要性は
確かに増していて、

この考え方は
非常に現代的だと感じた。

また、
こういうフレーズもあった。

“ココロが行動を変えるのではなく、
行動がココロに変化をもたらす”

よし、
明日から
この考え方を徹底
して生きよう!

などと考えても
抽象的すぎて
何をすればよいのか
わからない。

だから
部屋を片づけるところ
からはじめるのだ。

これも決定論でなく
確率論の現代に
相応しい考え方と思う。


 ★ ★ ★

いっとき話題になった
「断捨離」。

時機を逃したからといって
やらないのは勿体ない。

いつやるか?









 
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自己紹介
ユーゴスラビア生まれ。理工学部を卒業後、A.T.カーニーに入社。様々な業界のコンサルティングを手がけた後、エブリスタ立上げに携わり、同社代表取締役社長に就任。15年3月末に退任し、現在はメディア企業のデジタル戦略コンサルを手がける。グロービス経営大学院「ネットビジネス戦略」講師。
このブログについて
▼新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ▼なるべく毎日更新▼読者の皆さんとご一緒に、私自身も「21世紀を生き抜く力を」つけていくのが目的です▼「左脳的切り口で右脳的題材も取扱う」ことを特徴に、世の中の出来事からその裏にある「時代性」を読み解いていければと思います▼その上で時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践していきます▼なかでも「個人が個性を発揮して生きる」ことを中心テーマに据えたいと考えています。
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