イケガミコフ『21世紀の生存戦略』

新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ。なるべく毎日更新。読者の皆さんと一緒に21世紀を生き抜く力をつけていくのが目的です。左脳的切り口で右脳的題材でも取扱うことを特徴として、世の中の出来事から、その裏にある時代性を読み解いていければと思います。その上で、時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践したい。なかでも、個人が個性を発揮して生きることをメインテーマに据えたいと考えています。

2.5次元論

2.5次元っぽい☆ナニカ

たとえばそうだな
女の子はもう少しのところで
「終電に乗る」とかって言って帰るけど
べつに「終電」という電車があるわけじゃない
乗るのは山手線とかだ

おなじように
そのあとぼくらはぼんやりテレビを眺めるけれど
実際にはテレビそのものを見ているわけじゃない
見ているのはそこに映る番組だ

目の前にプラスチックのかたまりがあるけれど
これをみんなマウスとよぶし
マウスのプラスチックをクリックしてください
とは言わない

街で田中を一瞬見かけたときに
見かけたのは田中の頭かもしれないし
顔かもしれないけれど
単に「田中を見た」と言うのが普通だ

街で見かけた犬は犬と呼ぶけれど
友達の家のポチはポチと呼ぶ

こんなふうに
モノっぽいけどモノじゃないものは
イミとよぶこともできるけれど

時間がたっても劣化しにくいし
ネットで遠くに伝達することもできるし
デジタル化することで複製もできる

デジタル化され
ネットの発達した社会において
モノをイミに昇華させることが

(正確にはモノとイミのよさそれぞれを
よくわかったうえで使いわけることが)

大事になってきている気がする

 

アキバ視点で見るエビス

恵比寿に移ってから1ヶ月とちょっとが経つ
 
◇ ◇ ◇
 
いまガーデンプレイスの空の下で 
これをかいているのだけど
 
エビスはほんとうにリア充の宝庫で
 
クリスマスだったこともあって
本当に多くのカップルも見たし
大人数のグループでわいわいやっている若者も多くて
 
もともと目黒らへんには小さいころからなじみがあるから
別にそんなに違和感は無いはずなんだけど
 
アキバから引っ越してくると
3次元に生きる彼リア充たちの生活は興味深くて
 
◇ ◇ ◇
 
アキバ視点からは
 
仲のよさそうな微笑ましいカップルは
いっけんすると消費的に見えて
 
ふたりで何かを生み出そうというよりは 
お互い楽しいじかんを過ごして
その瞬間を楽しんでいて
(それは決して悪いことではないのだけど)
 
ラーメン好きな人が毎日ラーメンを食べるのと
変わらない行為のように見えるのだけど
 
(そういうことを言うと
良い人にめぐりあえていないんだねと
きまって憐れむように言われるのだけれど
それは本来は確実にじぶんの問題のはずなので
だいぶ気を使ってもらっているのかもしれない)
 
◇ ◇ ◇
 
でもじっさいにはそうした「ラーメンの食べ歩き」は
たぶんカロリー以上のものを生み出していて

リア充がカレシやカノジョとじかんを過ごすとき
相手にじぶんの内面をよく知ってもらうことで
じぶんらしさを保証するものが
じぶんの外にあることで安心できて
 
じぶんのセカイの中で相手の占める割合がおおきくなって 
その相手から必要とされていることで
セカイから必要とされていると実感(または錯覚か)することができてるはずで
 
つまりいっけん消費的にみえる彼らの行為も
彼らの日ごろの生産的活動(何かしてるはず)
を支える自意識の保守(メンテ)をしていて
 
よくリア充が恋愛がエネルギーになるとかって言っているのも
そういうことのはずで
 
◇ ◇ ◇
 
いっぽうで(ぼくら?)アキバチームは
おんなじような役割を2次元とか2.5次元の領域にもとめていて
 
もともと2次元は
完成された理想形の物語(イデアてきな)の中から
じぶんらしさをえらぶことができたから
 
さらに最近はネットとかリアル連動で双方向性が増すこことで
(2.5次元化がすすんだので)
 
ちょっとの理想のうすまりとひきかえに
じぶんらしさを保証してもらったり
必要とされたりすることが可能になっていて
 
◇ ◇ ◇
 
でもこのこと
つまりアキバがバーチャル(2次元)に
リアル(3次元)の複雑性を照射することで
じぶんたちの人生の物語をレバレッジしていることは
 
けっきょくは2極間のバランスがだいじ
というつまらない結論には到達しない気がしていて
 
あくまで2次元で語られる目的を主なものとして
それを実現する手段として
3次元を活用しているところに
なんだか新しい可能性を感じるし(アウフヘーベンてきなしんか)

最終的にはそのニュータイプなひとたちが
エビスのリア充たちにも充実感を得られるような気がするのだけど
 
結局ベースとしておいている2次元は質量をもたないから
 物理的な限界は厳然とそこにあって
 (たとえば子供は脳内ではつくれなかったり)
 
何というか
 
惜しい感じで
 
◇ ◇ ◇
 
アキバから出てエビスをみつめることで
 その最後のピース(ラストワンマイルてきな)をうめる手がかりをつかめる
 気がしているのだけど
 
そんなことをかんがえていたら

ちょうどガーデンプレイスではなんと
 ロブションの前でポーズをとる女の子を
 大きいお兄さんたちが一眼レフで撮影をはじめたので
 (しかもプライベートな撮影会のようです)
 
エビスとアキバさえも
 もはや勝手にまじってしまうカオスが
 きっとまたぼくの考えをずっと先回りして
 何かの答えをみつけてしまうんだろうなと思って
 
ごはんでも食べることにする

せなかを押させて下さい

とある方のお話を伺う機会があったので,
その感動をアキバな世界観でお届けしたい

10代半ばからプロの表現者としての道を進み始めた少女.

ともに泣き,ともに笑った仲間,
自分を追い越して大きなチャンスを掴んだ仲間,
舞台に立った時に夢が叶ってしまった感覚に陥り,去っていった仲間,

様々な仲間の姿を横目に,

ある時はアンチに悩み,
ある時はファンに感謝し,
ある時はファンに申し訳なく思うこともあり,

組織の秩序に,時に窮屈さも感じながら,

それでも燦然と輝く,一輪の花.


もともと人見知りだった彼女にとって,
「本当の自分を表現できる場所がステージだった」

これからも,
最大の理解者であるファンの人たちのあたたかい声援に囲まれて,
自分を表現できる喜びをステージの上で爆発させて下さい.

そして, ゆくゆくはステージを見に来た
昔のきみのようにちょっと人見知りな少女が,
同じように堂々と自分を表現できるように,
歌声を届けてください. 

そう,きみの歌は,
ぼくたちに向けて届けてもらわなくて良いんです.
ただ,きみがその少女に向けて歌声を届けるときに,
ほんの少しだけ背中を押させて下さい.

学生「カッコ悪い就活はしない」

就活生とちょくちょく話すが
そのなかでの「あるある」ネタ

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学生「夢は発展途上国の子どもたちを救うこと」

社会人「立派だね,素晴らしい」

学生「まずは大企業で基礎を学びたい」

社会人「堅実だね,素晴らしい(なんの基礎?)」  

学生「でもカッコ悪い就活はしたくない」

社会人「素直だね,素晴らしい(カッコって何?)」    

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この大義と実存のねじれ具合が
時代性をみごとに反映している
5月17日にビジネス書発売!
自己紹介
ユーゴスラビア生まれ。理工学部を卒業後、A.T.カーニーに入社。様々な業界のコンサルティングを手がけた後、エブリスタ立上げに携わり、同社代表取締役社長に就任。15年3月末に退任し、現在はメディア企業のデジタル戦略コンサルを手がける。グロービス経営大学院「ネットビジネス戦略」講師。
このブログについて
▼新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ▼なるべく毎日更新▼読者の皆さんとご一緒に、私自身も「21世紀を生き抜く力を」つけていくのが目的です▼「左脳的切り口で右脳的題材も取扱う」ことを特徴に、世の中の出来事からその裏にある「時代性」を読み解いていければと思います▼その上で時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践していきます▼なかでも「個人が個性を発揮して生きる」ことを中心テーマに据えたいと考えています。
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