イケガミコフ『21世紀の生存戦略』

新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ。なるべく毎日更新。読者の皆さんと一緒に21世紀を生き抜く力をつけていくのが目的です。左脳的切り口で右脳的題材でも取扱うことを特徴として、世の中の出来事から、その裏にある時代性を読み解いていければと思います。その上で、時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践したい。なかでも、個人が個性を発揮して生きることをメインテーマに据えたいと考えています。

21世紀の生存戦略

AKB48選抜総選挙スピーチに学ぶ、21世紀の生存戦略

今年も、
AKB48選抜総選挙
がありました。

このイベントは、それ自体が、
学びの宝庫でもあります。
 
アイドルの少女たちの 
真剣な戦いの場から、

私たちは
今の時代を生き抜く術を
学ぶことができます。 

今日のブログでは、
「21世紀の生存戦略」
という角度から、

私が今年の総選挙を見て、
感じ取ったことを
いくつか挙げておきます。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

「未来は今」



私たちにはもう、
約束された未来はありません。

でも不確実だから
今の場所でじっと助けを待つ
のではなく

まずは一歩踏み出して、
今から自分で未来をつくろうよ、

少女たちは
そう言っているような
気がしました。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

目標を宣言する




今年は多くの方が
「1位奪り」を宣言して
総選挙を戦ったようです。

渡辺麻友さんが去年
成し得たことが、
全体のムーブメントになった
格好です。

目標を宣言してしまって
達成できなかったらカッコ悪い
という考え方は、

目標を達成することよりも、
カッコを保つことを優先
してしまっています。

未来が計算出来ないからこそ、
自分で少しだけ先の
近未来を宣言する、

これも今の時代に必須の
勝ち筋だと思います。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

順位をつける


1位を宣言するということには、
もう一つ大きな意味があります。

その前提として、そもそも
「順位をつけている」
ということです。

これは、ナンバーワンより
オンリーワンでいい、

という時代から、
明らかに潮目を迎えています。

その昔、どこかの
国会議員の方だったかが、 

「2位じゃダメなんですか?」
と言ったことが
話題になっていました。

どうやら今は
それじゃダメみたいです。

自分が戦場に選んだ場所で
1位を目指すことが
求められています。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

チャンスを力に変える



今の時代、チャンスも
ただではもらえません。

でも自分らしさを磨き続ける
努力を怠らなければ、

いつか一度は時代の秒針が
周ってきて、
自分の針と重なることがある。

その時にいかに
そのチャンスを活かして
自らを鍛え抜き、

その後の再現性に変換できるか、

それを意識してきた指原さんの、
見事なスピーチだと思いました。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

イノベーション



島崎さんのスピーチには
危機感と使命感が感じられました。

宮脇さんのスピーチでは
小泉元首相を思い起こした方も
多かったかもしれません。

世代交代、創造的破壊、

今の成熟した社会において
どんな組織でも
頭を悩ませることだと思います。

この部分については、
AKBにおいても、
「未来」に当たる部分ですから
まだ答えを見ることはできません。

ただ先に述べたとおり
「未来は今」ですから、

彼女たちがこれから
どんなイノベーションを
起こしていくのか、

今この瞬間から
注意深く見ていたいと思います。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.

世界も日本もAKBも、
成熟してきています。

そんな中で生き残るために
必要なこと、

敢えてひとことで総括すると、

柏木由紀さんがスピーチで
言っていた、

「逃げない 」

ということになるのかも
しれません。 
 
 

『断捨離』を読んで、人生に役立つ4つの原理

新・片づけ術「断捨離」
新・片づけ術「断捨離」 [単行本]

今さら読んでみたのは理由がある。

物事を決断することと、

部屋を片づけること

には関係があると
思ったからだ。

決めることは、
片をつけることのはずだ。

(※本書の題名だけは
知っていたが
内容は全く知らずに読んだ)

結果、
決めることと
部屋を片付けることは
大いに関係があった。

それどころか、
自我の維持・強化にまで
踏み込んだ話であった。

基本となっているで
あろう考え方と、
印象的なフレーズを
いくつか引用していきたい


1. 引き算は足し算より大切

“足し算の生活から引き算の生活へ”

こんな例が紹介されている。

季節の変わり目に
「着る服が無い!」
と騒いでいる私たち。

タンスの中には
ほとんど着ない服が
びっしりつまっている。

・・・確かにその通りだ。

著者曰く、
そこにあるのは

「『愛着』ではなく、『執着』」

だそうで、そのせいで、

「あるのにない」
「ないのにある」

という状態に
陥ってしまっているそうだ。

私たちは、

無駄なものがある
ことによる負の効果

を見逃しがちである。

さらに、
「『捨てない損』に目を向ける」
とあるが、

「決めない損」についても
同じことが言える。

選択肢を持ちすぎること
で決められなくなる。

あえて、
自分の退路を絶つことで、

腹が据わり、
ものごとがうまくゆくこと
は多い。

「モノが勝手にやってくる」
今の時代においては、

必要なものを
手に入れることより、

余分なものを
捨てることの方が大事だ。

自分という彫刻を
をつくっていくような
イメージでいると良い
のかもしれない。



2. 加点法(ポジティブ評価)で考える

“モノは使ってこそ価値がある”

皆さんの家の中にも、
ここ1年の間に
一度も使っていないモノ
って意外とありませんか?

なぜとってあるのか?

とりあえずとってある
場合が多いと思う。

しかし本来、
使わなければ捨ててもよい
わけだし、

1.の原理の通り、
余分なものがあることは

本当に必要なものに
目を向ける上では
むしろマイナスである。

この
とりあえずとっておいた
ものが無駄になる
傾向は、

仕事や恋愛でも起こり得る。

長時間労働を繰り返して
つくった書類が
結局、不要になったり、

相手のことを
本当に好きでなくても
一緒にいたり。

良く考えれば、
これほど無駄なことはないし、
相手にとって失礼なことはない。


なぜこんなことが起きるのか?


それはきっと、
減点法のせいだ。

本来は、

捨てる理由が無い場合は
とっておく

のではなく、

使う理由がある場合のみ
とっておく

べきだ。

とっておくものは、
消極的に決めるのではなく
積極的に決める。

減点法は足きりにはなるが、
優先順位をつけきれない。


では、実際に
加点法で物事を評価する
にはどうしたら良いか?

こちらは次の原理に譲ろう。



3. 自分との関係性で選ぶ

“主役は「モノ」ではなく「自分」”

モノを
加点法で選ぶ際は、

そのモノが
絶対的に必要かどうか
では無く、

自分にとって
相対的に適合するか

で判断するのだという。

教育や職業観にも
大いに役立つ考え方だ。

思えば本書の題名だけは
知っていたが
内容は全く知らずに読んだ。

私の推しメンである
スピノザの倫理観とも近い。

また、この
「『モノと自分との関係性』
を軸にモノを取捨選択」する
という考え方は

現代のコンテンツ消費の
有り方にも通じる。

つまり、私たちは、
空間よりも
より厳密な資源である
『時間』については

既に少なからず
絶対性よりも
関係性により
資源配分を決めている。



4. 「今」を基準に考える

“時間軸は常に「今」”

加点法でモノを
選択できたとしても、

「いつか使うはず」
と考えると捨てられない。

3年後、5年後など
日付が入っている未来と、
「いつか」
というのは決定的に違う。

「いつか必要になるもの」は
その時にまた
手に入れればよい

くらいに思って
捨ててしまったほうが良い。

複雑性が増し、
未来予測が
困難な現代においては、

イマの重要性は
確かに増していて、

この考え方は
非常に現代的だと感じた。

また、
こういうフレーズもあった。

“ココロが行動を変えるのではなく、
行動がココロに変化をもたらす”

よし、
明日から
この考え方を徹底
して生きよう!

などと考えても
抽象的すぎて
何をすればよいのか
わからない。

だから
部屋を片づけるところ
からはじめるのだ。

これも決定論でなく
確率論の現代に
相応しい考え方と思う。


 ★ ★ ★

いっとき話題になった
「断捨離」。

時機を逃したからといって
やらないのは勿体ない。

いつやるか?









 
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自己紹介
ユーゴスラビア生まれ。理工学部を卒業後、A.T.カーニーに入社。様々な業界のコンサルティングを手がけた後、エブリスタ立上げに携わり、同社代表取締役社長に就任。15年3月末に退任し、現在はメディア企業のデジタル戦略コンサルを手がける。グロービス経営大学院「ネットビジネス戦略」講師。
このブログについて
▼新卒外資コンサルからIT企業社長となった著者が、自身の備忘も兼ねて日々の心境を綴るブログ▼なるべく毎日更新▼読者の皆さんとご一緒に、私自身も「21世紀を生き抜く力を」つけていくのが目的です▼「左脳的切り口で右脳的題材も取扱う」ことを特徴に、世の中の出来事からその裏にある「時代性」を読み解いていければと思います▼その上で時代性に合う生き方、新しい生きる力を提案し、自らも実践していきます▼なかでも「個人が個性を発揮して生きる」ことを中心テーマに据えたいと考えています。
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